クレイジージャーニー、身体改造、ラス・フォックス、マイクロチップ… ケロッピー前田の「身体改造」最前線インタビュー!

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1901keroppy9-7.jpg07 縄文時代にはタトゥーだけでなく、身体改造もあった Jomon Tribe : tattooed by Taku Oshima

――すごいですね! 私もイベントに出演させていただきます!

ケロッピー「来日記念イベントには、ラス・フォックスのみならず、縄文時代のタトゥー復興プロジェクトの縄文族の方々、サイバーセキュリティの会社スプラウトの代表・高野聖玄さんにもご出演いただきます。フリーペーパー『縄文ZINE』の望月昭秀編集長や映画監督の土屋豊さんにも」

――すごい豪華メンバーじゃないですか!

ケロッピー「そうなですよ。ゲストの方々にラス・フォックスを見せたいということもありますけど。同時に、ラスさんに日本のいろいろなカルチャーについて知ってもらえるようなイベントになればいいなと思います。記念写真コーナーもありますし、観客の方々にもどんどん参加していただいて、楽しんでもらえればと思います。もちろん、ボディハッキングのデモンストレーションも計画しています」

 

1901keroppy9-9.jpg09 ラス・フォックスにマグネットを埋め込んでもらった


――内容も豊富ですね。

ケロッピー「いま、身体改造の最前線は、ボディハッキング。このジャンルからどんな新しいものが生まれるのか、その“生まれる瞬間”を見逃さないことこそが重要だと思うんです。海外だとBBCテレビが特集番組をやっているようなジャンルです。もはやカウンターカルチャーの枠に収まらず、新しいテクノロジーとして世界的に注目されているんです。iPhone、ウェアラブルときて、次なるITの最前線はボディハッキングという意見もありますから」

――ラス・フォックスさんの来日、楽しみですね。

ケロッピー「実は、ラス・フォックスさんは、つい先日までメキシコに行っていたんです。そして、日本のあとには再びメキシコに行くという。実際、いま、身体改造はメキシコを中心とした中南米で大きなブームとなっているんです。そこら辺のレポートも去年やっているじゃないですか!」

――おおっ、身体改造四天王の取材でメキシコに行かれてましたね!

ケロッピー「メキシコを始めとする中南米で、マヤ、アステカといった古代文明の時代に身体改造が盛んだったことから、現代において身体改造がブームになっているって、最高のかっこいいじゃないですか!」

1901keroppy9-6.jpg06 メキシコを始めとして中南米では身体改造が盛ん


――そうですね。メル・ギブソン監督の映画『アポカリプト』は観ています。

ケロッピー「あの映画も中南米での身体改造ブームのきっかけのひとつです。それでいうと、日本も縄文時代にはタトゥーばかりか、抜歯や巨大な耳のピアス、頭蓋骨に穴を開けるトレパネーションまで行われていたことがわかっているんです。そこら辺のこともラスさんに教えてあげたいんですよ」

――なるほど。

ケロッピー「身体改造というカウンターカルチャーを通して、古代から未来まで一望できるともいえます。そういう視野から現代を見渡すと、もっといろんなものが見えてくると思うんです」

1901keroppy9-5.jpg05 体内マイクロチップ埋め込みでドアの鍵は不要

――そうですね。それがロルフさんとか、ラスさんといった改造人間の方々にも集約されている感じがしますね。

ケロッピー「それが、コンセプトトランスフォーメーションなんですよ。ひとつのわかりやすい存在として彼らがいます。単なるびっくり人間ではない。あるコンセプトに基づいて、全身と全人生を賭けて、大きな実験をしているわけです。そして、ぼくらに何かを気づかせてくれる。そこに何を発見するかは人それぞれでいいんです。それは、原始時代からサイボーグが登場する未来までを横断して、誰に対しても衝撃を与え得るような『人間とは何か?』というような根源的なメッセージだとぼくは思っています」

――そうですね。まずは、ラス・フォックスさん来日の現場に立ち会うことで、私も驚異のカウンターカルチャー、身体改造というものをしっかりと体感してみようと思います。

ケロッピー「じゃあ、皆さん、会場で会いましょう!」


■ケロッピー前田(けろっぴー・まえだ)

【身体改造、ロルフ、クレイジージャーニー】ケロッピー前田「ボディサスペンション世界大会2018」最新報告&トカナ連載一覧!の画像16

1965年東京生まれ、千葉大学工学部卒、白夜書房(コアマガジン)を経てフリーランス。世界のカウンターカルチャーを現場レポート、若者向けカルチャー誌『ブブカ』『バースト』『タトゥー・バースト』(ともに白夜書房/コアマガジン)などで活躍し、海外の身体改造の最前線を日本に紹介してきた。近年は、現代アート、ハッカー、陰謀論などのジャンルにおいても海外情報収集能力を駆使した執筆を展開している。著書に、前田亮一『今を生き抜くための70年代オカルト』(光文社新書)、『クレイジートリップ』(三才ブックス)など。昨年は、TBS人気番組『クレイジージャーニー』でノルウェーのボディサスペンション世界大会を紹介し、過去の番組で反響の大きかった“極限の光景”ベスト10にて、第一位に選ばれている。
公式twitter:@keroppymaeda

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