【正月注意】餅を喉に詰まらせた人はこう救え!「ハイムリック法」で老人を救う華麗な技術を見よ!

【正月注意】餅を喉に詰まらせた人はこう救え!「ハイムリック法」で老人を救う華麗な技術を見よ!の画像1画像は、「Liveleak」より

 東京消防庁の発表によると、2014~18年の5年間で、餅(団子なども含む)を喉に詰まらせて救急搬送された人数は482人に上ったという。月別の人数では1月の184人が最多で、次いで12月が68人となっている。噛む力や飲み込む力が弱っている高齢者が、正月に餅を食べることが原因である。

 では、誰かが餅を喉に詰まらせてしまう場面に遭遇した場合、どのような対処をすればよいのだろうか? そのヒントになる映像を海外の動画共有サイト「LiveLeak」から紹介しよう。

 米テキサス州の都市オースティンにあるファーストフード店「Chick-fil-A」で昨年6月22日、食事中の男性が喉に物を詰まらせて窒息しそうになる出来事があった。店内の監視カメラの映像には、男性が急に立ち上がって、喉を押さえて苦しそうにする姿が映っている。異変に気付いた隣席の女性は、彼を助けようと彼の背後に回った。彼の腹部に手を当てて横隔膜を圧迫する「ハイムリック法」を試みるが、上手くいかないようだ。そこに登場したのが、従業員のリーダーとして働く、店長の息子のハンター・ハリスさんだ。ハリスさんが女性と交代してハイムリック法を行ったところ、数秒後に男性の口から喉に詰まっていた物が飛び出した。

「とても差し迫った状況だったので、それ(ハイムリック法)が上手くいってほっとしました。私は必要なことをしただけです。彼の無事を確認した後は、戻って仕事を続けました」(ハリスさん)

 冷静に対処して男性を救ったハリスさんは、この数カ月前にも、唾液を喉に詰まらせた従業員をハイムリック法で救った。もはやハリスさんは従業員たちから「ヒーロー」扱いされているという。

 餅を喉に詰まらせた人を救う方法として、「掃除機で吸引する」ことを思いつく人も多いだろう。しかし、掃除機は衛生的に問題があり、また、使い方によっては却って餅を喉の奥に押し込んでしまう。そのため、多くの消防や病院では掃除機の使用を推奨していない。一方で、ハリスさんが行ったハイムリック法が有効な応急処置とされている。高齢者と正月を過ごす予定のある読者は、事前にハイムリック法の練習をしておくとよいのではないだろうか?
(文=標葉実則)

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