「職場で男性は女性の2倍感情的になる」研究で判明! 「男の方がずっと厄介」女性=ヒステリックの定説覆る
■お互いの感情をよく理解しあう職場環境が求められる
調査データではまた、3人に1人が職場で本当の感情を隠し、否定的な感情に対処する代わりに幸せそうな顔をすることを選ぶと報告している。いわば感情を偽っているのだ。
また管理職の30%が職場で感情を表現することは弱点であると見なしており、51%は肯定的であろうと否定的であろうとすべての感情表現は職場では抑制しなければならないと考えている。
「職場は社会的な期待が渦巻く環境です。いつ、どこで、どのくらいの感情を誰と共有できるかの“ルール”があり、人々が職場で感情を抑える理由の1つとなります。彼らは人物評価されることを恐れます」(シンプキン博士)
ミレニアル世代も職場で苦労しており、仕事で悲しみや怒りを経験する可能性が他のどのグループよりも高いという。シンプキン博士はこれをアイデンティティの問題として考えている。
「若者にとって、職業上の役割に合ったアイデンティティを開発することは困難です。彼らは失敗への恐怖、成功への恐怖、そして仕事が合っていないのではという恐怖を経験するかもしれません」(シンプキン博士)
しかし一方で若者は、職場でのネガティブな感情が年齢とともに将来は劇的に低下するはずだと見込んでいるので、キャリアの蓄積を楽しみに待っている側面もあるということだ。
シンプキン博士は、できるだけ生産的で従業員に“優しい”職場にするためには、感情の発露を抑制するべきではないと指摘している。
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2024.10.02 20:00心霊「職場で男性は女性の2倍感情的になる」研究で判明! 「男の方がずっと厄介」女性=ヒステリックの定説覆るのページです。仕事、人間関係、職場、感情、仲田しんじ、ビジネス、オフィス、管理職、生産性などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで