オランダ人のボブ・ティッセン氏(34)は、10年以上かけて世界70カ国を巡り、各地の廃墟を撮影してきた世界的な廃墟写真家だ。この度、ティッセン氏のご厚意で秘蔵のコレクションから選りすぐりの廃墟写真をお借りすることができた。
●ボブ・ティッセン氏のYouTubeチャンネル→「Exploring the Unbeaten Path」
●ボブ・ティッセン氏のInstagram→「exploringtheunbeatenpath」
廃墟を撮影する際にティッセン氏でも恐怖を感じることがあるそうだ。特に震災後の福島を訪れた時には、米ゾンビアポカリプステレビシリーズ『ウォーキングデッド』の世界に迷い込んだように感じたという。
アメリカにある精神病院の廃墟もティッセン氏を心底恐がらせた。手術器具が放置された院内はたしかに薄気味悪い。
「精神病院の廃墟はだいたい気持ち悪い。車椅子と手術室だらけの刑務所みたいだ」(ティッセン氏)