【戦慄未解決事件】頭蓋骨に“34本の釘”… レントゲンが暴いたネイルガン殺人の狂気とは

2008年、豪シドニー南部のジョージズ川で遊んでいた子供たちが、カヌーの先にとんでもないものを発見した。それは古い絨毯に包まれた、腐敗の進んだ遺体だった。
警察の捜査により、被害者は中国出身のチェン・リュウ(27歳)と判明。しかし、この事件を真に異様なものにしていたのは、その殺害方法だった。
公開されたレントゲン写真には、頭蓋骨に無数の「釘」が突き刺さっている様子が映し出されていたのだ。その数、なんと34本。
まるでホラー映画のワンシーンのようなこの惨劇は、発生から18年以上が経過した今もなお未解決のままだ。
85mmの釘が脳を貫通…処刑か、拷問か
警察の発表によれば、凶器に使われたのは建築現場などで使われる強力なネイルガン(釘打ち機)だ。長さ85mmにも及ぶ太い釘が、至近距離から頭部と首を中心に撃ち込まれていた。
36年のキャリアを持つ殺人課のジェフ・ベレスフォード警部ですら、「ネイルガンを使ったこれほど残虐で悪質な殺人は見たことがない」と語るほどだ。
遺体は電気コードと延長コードで縛られ、絨毯に包まれた状態で川に遺棄されていた。発見された時には死後12日が経過しており、犯人は遺体を重石で沈めようとした形跡もあったという。しかし、自然の力と潮の流れが、この残酷な真実を川岸へと運んでしまったのだ。
犯人は建設業者か? 謎のまま消えた凶器と車
これほど特殊な凶器が使われたにもかかわらず、犯人の足取りはプッツリと途絶えている。
陳氏は自身の愛車である青いレンジローバーで殺害現場から運ばれたと推測されているが、車も凶器のネイルガンも発見されていない。
巨大掲示板Redditでは、「犯人は建設業の関係者ではないか」という推理が飛び交っている。「手近にあった道具を使って突発的な怒りで殺害し、現場にあった資材で遺体を隠したのではないか」というのだ。
確かに、ネイルガンはプロ仕様の工具であり、一般家庭にはあまりない代物だ。頭部に集中して34発も撃ち込むという行為には、単なる殺意を超えた異常な執着、あるいは拷問的な意図すら感じる。
陳氏は2000年に留学生としてオーストラリアへ渡り、短い結婚生活を経て離婚していたというが、犯罪組織との関わりは確認されていない。

怨恨か、快楽殺人か
もしこれが突発的な犯行だとしたら、34本もの釘を打ち込む時間と手間は異常だ。被害者が抵抗している間に撃ち続けたのか、それとも拘束した状態で処刑のように撃ち込んだのか。
どちらにせよ、犯人が人間の形をした悪魔であることに変わりはない。
ジョージズ川の底には、まだ語られていない真実と、消えたレンジローバーが眠っているのだろうか。
突発的な殺意か、それとも冷酷な処刑か。いずれにせよ、これほどの手間と時間をかけて人を破壊できる人間が、法の網を逃れ続けているという事実こそが、この事件最大の恐怖と言えるかもしれない。
参考:EXPRESS、ほか
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2024.10.02 20:00心霊【戦慄未解決事件】頭蓋骨に“34本の釘”… レントゲンが暴いたネイルガン殺人の狂気とはのページです。オーストラリア、未解決事件などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで