ドイツ区長が故意に新型コロナ感染→免疫獲得して賛否両論! コロナに感染して免疫ができた人から移動や就業が自由に!?

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画像は「getty images」より

 7日に緊急事態宣言が発令され、これまで以上に外出の自粛が強く要請された。当然のことだが、この措置は人との接触を極力避け、感染を広げないためのものである。全世界で行われている外出禁止令も同じ目的だ。しかし、こうした状況に正面から逆らい、自ら積極的に新型コロナウイルスに感染したドイツの政治家が波紋を広げている。

 米紙「Breitbart」(4月2日付)によると、ベルリン市ミッテ区長のシュテファン・フォン・ダッセル氏(53)が、新型コロナウイルスに感染した同居パートナーから意図的に自らもウイルスに感染したと語り、ドイツ国民からバッシングを受けているというのだ。

 なぜ区長はそんな“暴挙”に出たのだろうか? ダッセル氏曰く、「免疫をつけるため」、「感染カーブの平坦化のため」、「他の政治家が休んでいる間に仕事をするため」に行ったという。先に感染したパートナーとともに自己隔離したため、他の人にはうつしていないとのことだ。

 確かに感染者数がピークになる前に感染した方が医療者の負担にならないし、感染により重症化せず命を奪われなかったら、復帰後に他の人々が感染もしくは、自己隔離のため働けない間に、堂々と働くことができるだろう。それなりに合理的な理由があったわけだが、ドイツ国民からは“無責任な行動”だと非難されている。それもそうだろう、ガイドラインはウイルスに感染しないような行動を指示しているのに、ダッセル氏はその真逆の行動をしてしまったからだ。

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ダッセル氏。画像は「New York Post」より

 ダッセル氏自身も新型コロナウイルスを甘くみていたことを認め、後悔しているという。

「私は思ったよりも長く病気を患いました。免疫をつけるためにほぼわざと感染しました。『3日ほど少し具合が悪くて、その後は免疫がつくだろう』と思っていましたが、想像以上に病状は悪くなりました」(ダッセル氏)

 多くの批判にさらされているダッセル氏の行動だが、その良し悪しは置いとくとして、その動機には一理あったと言うべきだろう。たとえば、米紙「The New York Times」(4月2日付)が、イギリスが「免疫証明証」の発行を検討していると報じているように、すでに新型コロナウイルスへの免疫を獲得した人から移動の自由や就業の開始ができるようになっていく可能性がある。

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