【自衛官死亡】夏はマスクをはずした方がいい!? 死ぬ危険性をレポート…自分の吐いた空気を吸い続けると数分で酸欠に!

画像は「テレ朝 news」より

 世の中は新型コロナウイルス対策でマスクをつけないと村八分にされてしまう状況だ。しかし、マスクはときに人の命を奪う凶器に替わる。夏を前にしてマスクを外さないと死ぬ危険が出てきたことをレポートしよう。

 5月12日、中国から悲しいニュースが入ってきた。テレ朝news(14日付)などによると、マスクを着けたまま体育の授業でグランドを走っていた生徒が亡くなったというのだ。原因は酸欠だった。ひとりではなく3人も相次いで亡くなった。生徒はいずれもN95という医療用のフィルタ能力が高いマスクを装着していた。フィルタ能力が高いということは、通気性が悪いということだ。

 また、6月9日には、静岡県御殿場市の東富士演習場で、第32普通科連隊(さいたま市)に所属する男性陸曹長(45)がマスク着用の上で「徒歩行進訓練」を終えた後に倒れて死亡。死因は血栓による心筋梗塞だが、マスク着用が一因だったのでは…と懸念する声が上がっている。

 人間は酸素濃度が20%の空気を吸って、酸素濃度を15%にして吐き出す。この5%の差で生きている。人間が酸欠に至るのは酸素濃度が18%以下の空気を吸い続けたときだ。15%では死に至る場合もある。つまり自分の吐いた空気をそのまま吸い続けると数分で酸欠状態で死んでしまうのだ。

 筆者もマスクをつけ続けていると、ぼーっとしたり頭痛が襲ってくる。同じ経験はネット上にも多く見られ、Twitterでマスク、頭痛を検索すると山のように出てくる。

N95マスク。画像は「Wikipedia」より

 N95のようにフィルタ能力の高いマスクでは、吐いた空気が排出されずに口の周りに滞留する。この滞留がウイルスを周囲にまき散らさない効果を出すのだが、別の見方をすれば自分の吐いた空気をまた吸うことになる。さらに呼吸をするときにマスクの抵抗があるため、十分な空気を吸うことができないという面もある。

 先のニュースで亡くなった生徒はマスクをつけて体育の授業で走っていたという。有酸素運動というように大量に酸素を消費する状態で酸素濃度の低い空気を吸い続けると15%以下にならなくても死に至る酸素欠乏は起こってしまうのだ。

 ところで新型コロナウイルスで死亡した人の多くは人工呼吸器を装着した後に亡くなっているという。新型コロナウイルスが引き起こす肺炎では、ほかの肺炎とは違う特徴がみられる。それは肺細胞の表面に炎症で出た粘液が付着してしまい、酸素を血液に取り入れることが出来なくなるという症状だ。新型コロナウイルスは酸欠で亡くなる。

 人工呼吸器をつけても胚細胞の酸素を取り入れる能力が低下してしまうため酸欠に陥ってしまう。効果的なのは人工呼吸器ではなく酸素吸入だという。酸素吸入をした石田純一氏とイギリス・ジョンソン首相は生還している。

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