「数十年も引きずる」トラウマ級に怖い“少女ホラー漫画”!
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「小学生のときに読んだ『なかよし』に載っていたホラー漫画が恐ろしすぎてトラウマ!!」「今でもあの恐怖の記憶がよみがえる……」
大人になった女性でも、幼い頃に出会ったホラー漫画について思い出し、身震いすることがある。そんなトラウマ級の少女ホラー漫画だけに的を絞った本が刊行された。『私たちが震えた少女ホラー漫画』(辰巳出版)である。犬木加奈子、関よしみ、篠原千絵、高階良子、曽祢まさこ、わたなべまさこ……。こうして漫画家の名前を挙げるだけで背筋がゾッとする読者もいるのではないだろうか。今回は、本書の編集者である光元志佳(みつもと・ゆきか)さんに少女ホラー漫画の恐ろしい世界やオススメ作品、さらにその歴史まで語ってもらった。もちろん、ホラー好きの男性にもこのヤバすぎる世界を垣間見てほしい。
■埋もれている少女漫画作品を読んでほしい
――細かいところまで作り込まれており、少女ホラー漫画に対する愛をひしひしと感じる本でした。最初にこの本を作ることになった経緯を教えてください。
光元志佳氏(以下、光元) まず、自分が70年代〜80年代の少女漫画のファンだったことが大きいですね。それを扱った本を作りたくて、企画を通しました。
2014年に『大好きだった!少女マンガ70年代篇』、2016年に『大好きだった!少女マンガ80年代篇』(ともに双葉社スーパームック)という本を編集しまして、それが意外と売れたのも理由の一つです。この2014年以前は、『別冊太陽』の少女漫画特集などはありましたが、少女漫画を紹介する本がなかったんです。

少年漫画は昔の作品もリバイバルされ、愛され続ける流れがありましたが、少女漫画は埋もれている作品が多い状態でした。内容は覚えているけど、タイトルが思い出せず、作品が探せなかったり、好きだった作品をもう一度読みたいと思っても、絶版で手に入らなかったり。そこで、自分が子供の頃から好きだった少女漫画に再び光を当てて「こんな漫画あったよね~」と読者に共感してほしいと思いました。
――『大好きだった!少女マンガ』シリーズは、今回の『私たちが震えた少女ホラー漫画』とは違った方向性なんですね。
光元 あちらはオールジャンルです。70年代篇であれば、今もよく知られている『ベルサイユのばら』や『王家の紋章』など歴史系のラブロマンから、『生徒諸君!』などの学園もの、『エロイカより愛を込めて』のようなスパイコメディまで特集しつつ、他にも100作品程度カタログ的にあらすじを入れました。当時は人気だったけれど今はあまり語られることもない作家や作品も紹介されています。この中に、ホラーも含まれているという感じです。
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