13歳少女が48歳オッサンと強制結婚、“同い年の子ども”を世話するはめに! コロナ禍の世界で急増する児童婚の闇=比
■2025年までに250万人以上の少女が児童婚の危機に
国連では児童婚を、「一方または両方の者が18歳未満である正式な結婚または非公式の事実婚」と定義しており、それを人権侵害と見なし、児童の生命と健康を脅かし、将来の展望に制限を設けるものであると警告している。ユニセフの数字によると、フィリピンの児童婚の数は世界で12番目に多く72万6000人である。
インドのデリーを拠点に活動する児童婚撲滅キャンペーングループの「Girls Not Brides」によると、フィリピンの少女の約15%は18歳未満で結婚しており、2%は15歳未満で結婚している。今回の少女もこの2%のうちの1人だ。
「児童婚は人権侵害であり、すべての人のより良い未来を達成するために私たちは終わらせなければなりません。児童婚は子どもとして結婚しているため、大きな課題に直面しています。孤立し、自由が制限されているため、児童婚の少女はしばしば無力感を覚えます。彼女らは健康、教育、安全に対する基本的権利を奪われています」(声明より)
そして今日の世界を襲う“コロナ禍”によって、児童婚は再び増加に転じる傾向にあるという。同じく「Girls Not Brides」によると、児童婚は平時であっても貧困、教育の欠如、社会不安を背景に行われてきたが、現在のようなコロナ禍の危機的状況では経済的に困窮する家庭が増え、その結果として児童婚は急増するというのである。
さらに、子どもの権利を保護するために活動するNPO「セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)」の指摘によれば、現在の“コロナ禍”によって2025年までに250万人以上の少女が児童婚の危険にさらされるという。この25年の努力で徐々に減ってきた児童婚の慣習が、残念ながら再び息を吹き返してしてしまうというのだ。
“コロナ禍”によってこれまで見過ごされてきた意外な問題が各所で浮き彫りになってきているが、児童婚の急増も深刻な社会問題ということになるだろう。国際社会が取り組むべき喫緊の課題として対策が広まらなくてはならない。
参考:「Daily Star」、「BBC」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊13歳少女が48歳オッサンと強制結婚、“同い年の子ども”を世話するはめに! コロナ禍の世界で急増する児童婚の闇=比のページです。結婚、国連、仲田しんじ、貧困、未成年、ユニセフ、人権侵害、児童婚、新型コロナウイルス、COVID-19、一夫多妻制などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで