アレイスター・クロウリーの家から最強の「呪いの箱」が発見される 黒魔術儀式の“ディブク箱”とは?
「悪魔を召喚して、生け捕りにするための儀式で使用されたものと仮定できる。この箱の由来についてさらなる情報が必要」(The Tin Biscuit PodCast)
だが、ユーチューバーの熱量とは逆に、コメント欄には冷ややかな反応が目立つ。
「銅貨には1957年って刻印されてるんだよね? クロウリーが亡くなった後じゃん。関係ないっしょ」
「紅い蝋は、ティーンエイジャーが“肝試し”で使ったんだと思うよ」
「悪霊が描かれてる紙だけど、新し過ぎる。オカルトファンのおふざけだね」
破天荒なクロウリーが亡くなったのは終戦の翌々年、1947年12月1日。イーストサセックス州にある静かな海辺の町でひっそりと息を引き取ったとされる。72歳だった。
死してなお、人々をインスパイアしつづけるクロウリー。この箱を開けた者は、悪霊にとりつかれるそうだが、The Tin Biscuit PodCastが現在までコンスタントに動画をアップしているところを見れば、呪いはなかったと信じたい。パンドラの箱の底には「希望」だけが残っていたが、クロウリーの箱は混迷を極める現世に何を残そうとしているのだろうか。
参考:「UFO Sightings Hotspot」ほか
文=佐藤Kay
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