【保存版】実話を元にした最恐ホラー映画ベスト10! 残虐すぎる未解決大量殺人ばかり… 事実は映画より悲惨!?
第7位:『ゾンビ伝説』(1988)
ストーリー:ブードゥー教で使われる麻薬を使い、新しい麻酔薬を製造しようと企んだ製薬会社が、人類学者で民族植物学者の男をハイチに送り込んだ。彼は女医と共にブードゥー教について調べ、儀式などを見学。そして、死から蘇ったという男と接触。ゾンビ化するための薬を探し求めるのだが、彼を監視していた黒魔術師率いる秘密警察に捕らえられ呪いをかけられてしまう。女医の助けでゾンビ化する薬を手にアメリカに帰国した男だったが、呪いが止まらず、再びハイチへ。しかし、入国してすぐに黒魔術師に捉えられゾンビにさせられてしまう。しかし、ゾンビになった男は女医を救うため立ち上がった。
実話:ハーバード大学の人類学者ウェード・デイヴィスが、ハイチに伝わるブードゥー教の秘術や、死者を蘇らせる、いわゆる”ゾンビ”化する黒魔術について詳しく記したノンフィクション本『蛇と虹-ゾンビの謎に挑む』(草思社)を基に映画化したもの。著名な学者であるデイヴィスが本に記した、ゾンビの作り方が映画にふんだんに使われており、実際に起きた事件ではないが、ブードゥー教に関する実話を基にしているため、大変興味深いため今回のリストに入れさせてもらった。
ポイント:屍が次々と襲い掛かるという、お馴染みのゾンビものとは異なり、ゾンビとはそもそも何なのかを教えてくれる、正統派ゾンビ作品。『エルム街の悪夢』などを手がけたホラー/スプラッタ映画の巨匠ウェス・クレイヴンが映画化したことで話題となった。
第6位:『エクトプラズム 怨霊の棲む家』 (2009)
ストーリー:末期がんの息子のために病院近くの古い物件に引っ越してきた家族。息子は抗がん剤の副作用に苦しみ、幻覚を見るようになり、そのうち、それ以上の怪奇現象を経験していくようになる。「死体のまぶたを切り取り、字を切り刻む」という悪夢も繰り返し見、ポルターガイスト現象も起こり、母親はこの家で何が起こったのか調べることに。そして、この家が葬儀場として使われていたこと、交霊会が行われていたこと、そして交霊会に参加した全員が死亡したということを知ることになる。母親は牧師に除霊を依頼するが、完全に除霊できず、息子の身に危険が及ぶ。息子は自分一人で霊を沈めようと決心し、危険を冒す。
実話:1986年にスネデカー家が、息子のがん治療のため、病院の近くに古い家を購入。そこで心霊現象を体験するようになり、地下室から霊安室で使われる機材が出てきたことから調べたところ、葬儀場だったことが判明した。超常現象の調査・研究家として有名なウォーレン夫妻が調査したところ、子供部屋は棺おけを置く部屋として使われていたとのことで、踊る幽霊も目撃。1988年にエクソシスムが行われ、現在は幽霊も悪魔もいなくなったとされている。
ポイント:公開前に実話を基にした作品だと大々的に宣伝し、映画の冒頭でも「この映画は、実話をベースとしたものです」というテロップを流し、恐怖を煽り話題となった。少年の口からエクトプラズムが出ている、この映画のポスターはあまりにも有名。今年、続編である『The Haunting in Connecticut 2: Ghosts of Georgia』が公開され、興行成績がイマイチで一部の劇場でしか放映されなかったが、こちらも実話を基に製作された力作だと一部のマニアの間では評価された。
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2024.10.02 20:00心霊【保存版】実話を元にした最恐ホラー映画ベスト10! 残虐すぎる未解決大量殺人ばかり… 事実は映画より悲惨!?のページです。ホラー映画、ブードゥー教、ゾンビ、連続殺人鬼、パニック、実話などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで