【ガチ予言】「8月22日にコロナ感染ピーク、来年4月まで続いてその後…」100年前タイ国王の守護霊が預言していたと新発覚!
果たして予言はターウヒランパナースーンと関係しているのか。モッダムの質問にビー氏は「それは知らない」とはぐらかして答えていたが、時代的背景を考えれば「ラーマ6世の守護霊がコロナ禍のピークと終焉を予言した」とみて、まず間違いないだろう。ビー氏は何かを察したのか「予言」を語り終えると、ボランティアでコロナの遺体回収や火葬の手伝いをしていること、医療崩壊した現状がいかに悲惨なものかを語った。
8月12日現在、タイ国内の新規感染者数は毎日のように2万人を超え、死者数は200人前後を推移している。しかし支援活動の現場を知るビー氏は「実数はその何倍にもなるはずだ」と言う。
本来、タイでは家族が亡くなると葬式を1週間ほど寺で行ったのち火葬するのが普通である。最後に遺体とゆっくり過ごすことが、遺族に悲しみを整理する時間を与えているのだ。しかし、コロナ死の場合はそうはいかない。防疫仕様の遺体搬送袋は不足し、キッチン・ラップで包んで黒いゴミ袋に入れざるを得ないこともある。流れ作業で、あっという間に火葬となり、遺族は心の整理がつかないばかりか、火葬を行う際もそれを見届けることは許されない。さらに僧侶による読経が行われない場合もあるという。
多くが敬虔な仏教徒であるタイ人にとって、コロナ禍による家族の死はあまりにも辛いことが多い。ビー氏が番組を通じて伝えようとしたのは「予言」以上に、この悲惨な現状だったのかもしれない。
タイでは、コロナ対策で完全に失敗した感を拭えない政府に対するデモが加熱している。10月には季節性の洪水による水害も注意しなくてはならない。折り重なる悲劇と危機が迫る現状は「予言」に耳を傾けるまでもなく、預言に耳を傾けるまでもなく、事態が悪化していくのは目に見えている。この意味で100年前の「予言」はすでに半分的中しているとも言えるのだ。
来年4月8日、この暗いトンネルの先でタイ王国を救済に導く「新たな天使」とは一体何なのか。ビー氏は「ワクチン」だと解釈していたが、筆者としては「新政権発足」というニュースが流れることに淡い期待を抱いている。
バンナー星人
2004年よりタイ在住。バンコクの公立学校にてタイの高校生に日本語を教える傍ら、2017年に、高野山大学院通信課程密教学修士号取得。仏教とオカルトが織りなすアメイジングなタイの魅力にとりつかれている。
Twitter : @berialshunnya
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2024.10.02 20:00心霊【ガチ予言】「8月22日にコロナ感染ピーク、来年4月まで続いてその後…」100年前タイ国王の守護霊が預言していたと新発覚!のページです。タイ、霊能者、守護霊、新型コロナウイルス、予言、来年4月などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで