元エロ本編集者が語る「バイブレーター」が入ったバッグで職質を受けてトンでもないことになった話

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画像は「Getty Images」より引用

 昭和天皇が崩御し、平成に移り変わった直後の冬の出来事である。

 歌舞音曲は自粛され、街のネオンは消され、ぽつぽつと開いている商店街の灯りも薄暗い、寒々としたお茶の水の夕暮れ、私は帰宅するため駅へと歩いていた。肩に重いバッグを下げて。

 学生運動のなごりから、まだ左翼の立て看板が乱立する明治大学の正門前に来たとき、いきなり私服刑事2人に職質を受けた。

 バッグの中身を見せてくれと言う。

 一瞬ためらったが、意を決してバッグを開いて見せた。

 セーラー服。女子体操着。数点のカラフルなブラジャーとショーツ。ソックスに靴(ローファー)。縄。さるぐつわ。手錠。バイブレーターが1本。

 みな、翌日の撮影道具である。

 あきらかに刑事たちは動揺したが、それでも無理やり表情を押し殺し、これは何だと訊いてきた。私は素直に、自分はエロ本の編集者で、これは撮影道具だと説明し、名刺を見せた。

 すると年かさの刑事が「これは?」と、バイブレーターを指差した。

 それは紫色をした半透明の、社内にあるもの中でも1番の極太バイブレーターだった。

「バイブレーターですよ」

「動くの?」

「はあ、動きますよ」

「じゃあ、動かしてみて」

「えっ、ここで?」

 私はあたりを見渡し、それから背の高い若いほうの刑事の顔を見た。魚のように無表情である。

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