【宮城・福島震度6強】地震は完全に予測されていた!! 本震はこれからか… あらゆる条件が揃っている!
16日夜に福島県沖でM7.3(推定)、最大震度6強、深さ60kmの地震が発生し、現時点で4人が死亡・97人負傷や新幹線の脱線が報じられるなど大きな被害をもたらした。今回の地震については決して意表を突いたものではなく、筆者はトカナやブログでたびたび警告していた。さまざまな要因から、今後も大きな地震に注意が必要となるため詳しく解説する。
■列島が震えた福島県沖M7.3
この地震で、宮城県や福島県で最大震度6強を記録した。東京都では千代田区などで震度4となり、筆者が住んでいる東京都小平市でも震度4の揺れとなった。地震発生時、筆者は木造2階建ての自宅の2階に居たが、23:34頃に最初の揺れが起き、その2分後に本震が始まった。2分弱と、かなり長く揺れが続き、PCラックの上の物が落下した。
気象庁は地震の発生直後に宮城・福島両県に津波注意報を発表したが、実際に小規模だが宮城県・石巻港で最大30cmの津波が観測されている。国内で最大震度6強を記録した地震は、奇しくも1年ほど前の昨年2月13日に起きた福島県沖地震(M7.3、最大震度6強)だった。
■「異常震域の法則」が的中
筆者は、以下に紹介するいくつかの要因から、今回の地震をある程度予測していた。まず、2月に筆者が発見した「異常震域の法則」に該当する地震が起きていた。これは、過去の記事で何度か紹介しているように、深さ350km以上の深発地震の際に「異常震域」を伴う場合、1カ月以内にM6.0以上の地震が起きる可能性が高いというもの。異常震域とは、震源の周辺では有感地震とはならず、かなり離れた地域で震度1以上の有感地震となることだ。
直近では、2月21日7時11分に遠州灘でM5.0、最大震度2、深さ356kmの深発地震が起きたが、この地震も異常震域を伴い、遠方の福島県浪江町で震度2となった。このため、筆者は下図のような2つのエリアで3月20日頃までにM6.0以上の地震が発生する危険があることを自身のブログで予測していたが、その通り「パターンB」の円内で地震が起きてしまった。
筆者の予測では、今後も3月20日頃まで該当エリアで大きな地震が起きる可能性があり、これで終わりとはならないかもしれない。
■太陽フレアの影響も!?
次に、太陽でMクラスのフレアが3月14~16日にかけて3回連続して発生するという異常事態も起きていた。より大規模なXフレアは(東日本大震災の時がそうだったように)巨大地震をもたらすことが多いが、今回はM1.4~2.0規模と、Xフレアほどではないとはいえ、それが3回連続して起きていたため「世界的に大きな地震に注意」と16日のブログ記事で注意喚起していたが、その投稿直後に福島県沖で地震が発生した。
なお、2日前の3月12日にもM2.2のフレアが発生していたが、翌日にフィリピン沖とスマトラ島沖でM6クラスの地震が発生し、想定内といったところだった。下図は、NICT(情報通信研究機構)による太陽フレアのグラフに、福島県沖も含めて最近起きた地震を記したものだ。
※元のグラフの時刻はUTC(世界標準時)であり、地震発生時刻は日本時間と9時間ずれて記している。
なお、今回の太陽フレアの影響はこれで終わりとは限らず、今後数日間は世界的に大きな地震に注意が必要だ。
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2024.10.02 20:00心霊【宮城・福島震度6強】地震は完全に予測されていた!! 本震はこれからか… あらゆる条件が揃っている!のページです。太陽フレア、福島、前兆現象、宮城、震度6強などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで