【宮城・福島震度6強】地震は完全に予測されていた!! 本震はこれからか… あらゆる条件が揃っている!
■前兆現象まだまだ他にも
それ以外の前兆現象としては、まず筆者の「頭痛体感」がある。過去の自身のデータから、筆者は頭痛があると3~4日後に関東周辺で地震が発生するケースが多いことがわかっている。この「3~4日ルール」に則り、3月14~16日の頭痛体感から、3月17~21日に地震が起きると予測していたが、17日に日付が変わる前に福島県沖で地震が起きた。また、筆者のタイ人の妻も3月14日に頭痛がすると訴えており、今回も以前の記事で紹介したような「夫婦シンクロ頭痛体感」となった。
さらに、地震前日の3月15日19:05に、左耳が数秒間閉塞 → ピー音の耳鳴りが数秒間続くという「耳鳴り体感」もあった。これも過去の経験から、このような耳の閉塞、つまり一瞬耳が聞こえなくなる現象と耳鳴りがあると、翌日頃までに関東圏などで必ず地震が起きることがわかっている。
さらに、これも当日のブログで書いたが、NICT(情報通信研究機構)提供の電離層観測データ「イオノグラム」でも異常が見られた。これは上空の電離層の観測データを図示したものだが、稚内・国分寺・山川(鹿児島県)・沖縄の4観測点のデータで波形の乱れがあると、直後に地震が起こりやすいことが判明している。そして下図のように、当日19:50のデータでは、国分寺(右上)で異様な波形となっており、ブログでは「(この現象は)震源が観測所からやや距離が離れている時に見られる」と書いた通りとなった。
それらに加えて、地震の2日後の3月18日には満月となり、月の重力が地球に作用する「満月トリガー」による地震発生にも注意すべき時期だった。
■要注意期間は続く
今回の地震の教訓は、筆者が再三にわたって警告しているように、今この時期に大地震が発生することがある程度予測ができていたということだ。そもそも、2018年の記事で紹介したように日本でM6.0以上の大地震は3月に最も多く起きる傾向にあるのだ。また、東日本大震災から11年となる今月11日の記事で紹介したように、今年は地震と連動すると言われる太陽黒点「11年周期」の観点からも大地震の発生が危惧される年であった。
気象庁は今後1週間に震度6強レベルの余震が起きる恐れがあると発表している。テレビの報道番組では、地震学者が「マグニチュード8クラスの余震(本震)も起こり得る」と語っていた。ここまで述べてきたように、これだけ大地震が起こる条件が揃っていることを深刻に受け止め、防災意識を高めて過ごしたい。
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