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台湾でもM6.6発生、次は3カ月以内に西日本で巨大地震か!? 「台湾―西日本地震連鎖の法則」発動の恐怖

2022.03.26 10:00 文＝百瀬直也

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台湾でもM6.6発生、次は3カ月以内に西日本で巨大地震か!? 「台湾―西日本地震連鎖の法則」発動の恐怖の画像3 — イメージ画像：「Getty Images」

・ 2018/04/09：島根県西部地震、M6.1、最大震度5強
・ 2018/06/18：大阪府北部地震、M6.1、最大震度6弱

　その後、さらに地震データの解析を進めていくと、筆者の当初の想定（1年以内）よりも短いタイムスパンで西日本を地震が襲う傾向にあることがわかってきた。以下に、その例を示す。

・ 1919/12/21 04:34：台湾・花蓮市沖、M7.5
　→同日：1919/12/21 06:41：大隅半島東方沖、M6.3、最大震度3

・ 1922/09/15 04:31：台湾北東部、M7.0、最大震度2
　→1週間後：1922/09/17 16:22：与那国島近海、M6.7、最大震度2

・ 1925/02/08 03:18：台湾・花蓮沖、M6.2、最大震度2
　→3カ月以内：1925/05/23 11:09：北但馬地震、M6.8、最大震度6、死者428人

・ 1930/08/21 05:54：台湾北部沖、M6.8、最大震度4
　→2カ月以内：1930/10/17 06:35：大聖寺地震（石川県西方沖）、M6.3、最大震度5、死者1人

・ 1968/02/26 19:50：台湾南部沖、M6.6、最大震度2
　→2カ月以内：1968/04/01 09:42：日向灘地震、M7.5、最大震度5、死者1人

・ 2000/09/10 17:54：台湾・花蓮内陸、M6.2、最大震度1
　→1カ月以内：2000/10/06 13:30：鳥取県西部地震、M7.3、最大震度6強

・ 2005/03/06 04:06：台湾北部内陸、M6.2、最大震度2
　→1カ月以内：2005/03/20 10:53：福岡県西方沖地震、M7.0、最大震度6弱、死者1人

・ 2006/12/26 19:59：台湾南沖、M7.2、最大震度1
　→3カ月以内：2007/03/25 09:41：能登半島沖地震、M6.9、最大震度6強、死者1人

・ 2016/02/06 16:57：2016年台湾南部地震、M6.4、死者114人。
　→3カ月以内：2016/04/14 21:26：熊本地震（前震）、M6.5、最大震度7
　→3カ月以内：2016/04/16 01:25：熊本地震（本震）、M7.3、最大震度7、死者273人
　
・ 2019/04/18 14:01：M6.5、台湾・花蓮内陸、M6.5、最大震度2
　→1カ月以内：2019/05/10 08:48：日向灘、M6.3、最大震度5弱

・ 2022/01/03 18:46：台湾・花蓮沖、M6.3、最大震度2
　→1カ月以内：2022/01/22 01:08：日向灘、M6.6、最大震度5強、負傷者あり
　→3カ月以内：2022/03/16 23:36：福島県沖、M7.4、最大震度6強、死者3人

・ 2022/03/23 02:41：台湾・花蓮沖、M6.6、最大震度2
　→3カ月以内？

　このように該当する地震連鎖例は非常に多く、顕著な例でも今回はすべて網羅できなかった。こうして見ると、台湾で大きな地震が起きると、早い場合は同日や数日後、遅い場合でも3カ月以内に西日本で大きな地震が起きることが多いようだ。このように明確な法則性が見られるため、今回の台湾M6.6の地震でも、6月下旬頃までは西日本で大きな地震が起きることを想定しておくべきだろう。

参考：「FNNプライムオンライン」、「Taiwan News」、ほか