アルゼンチンのUMA「ナウエリート」激撮成功か! 謎の存在が湖を駆ける異様な光景

アルゼンチンのUMA「ナウエリート」激撮成功か! 謎の存在が湖を駆ける異様な光景の画像1
画像は「El Cordillerano」より引用

 アルゼンチンにて、ある女性が伝説のUMA「ナウエリート」らしき生物の姿を目撃、動画に捉えることに成功して話題になっている。

 6月1日、リオ・ネグロ州の自宅からナウエル・アピ湖を眺めていた女性が「変わったものが湖の水面を横切っていく」のを目撃。手にしたスマートフォンでの撮影を試みた。

「私たちのいる場所からその物体があった場所までは約2キロメートルありました。だから大きな船くらいの大きさだと推測しました」と女性は語る。遠く離れた所にある小さなものを撮影するのは自分のテクニックでは難しかったというが、彼女の撮影した動画には、無事に白く丸い物体が浮かび、向かって左側にゆっくり泳いでいく様子が捉えられていた。たしかにかなり遠い所にあるようで、物体の正確な形などは解らない。しかし船やボートとは違う丸い形をしている点、それでいて泳ぐ速度が速い点などが動画から伺える。

 彼女の動画はすぐにアルゼンチン国内で広まり、そこに捉えられたのは伝説のUMA「ナウエリート」ではないかと多くの人が噂している。ナウエリートは同国では知名度の高いUMAで、「パタゴニアのプレシオサウルス」とも呼ばれている。その外見はネッシーに似ており体長は5~40m程度、体は牛のような大きさで小さい頭部に細長い首、コブのある蛇のような身体をしているという。現地の先住民マプチェ族の神話の中にも登場し、古い時期から人々に目撃されてきた怪物とされている。

アルゼンチンのUMA「ナウエリート」激撮成功か! 謎の存在が湖を駆ける異様な光景の画像2
イメージ画像:「Getty Images」

 1922年にはカナダの新聞に、ジョージ・ギャレットという人物の10年ほど前の目撃証言が掲載されていた。記事によれば体長約4.8~7メートルの生物が2メートルもの長い首を突き出していたとのこと。この記録は世界中で話題になり、後に彼はその怪物を見つけるための探検隊を結成している。

 ナウエリートの目撃証言は度々報告されているが、フェイクと明らかになっている画像や動画も少なくない。今回の動画は手が加えられた痕跡や模型等を使った様子も伺えないことから、少なくとも何かしらの物体が捉えられていることは間違いないとのこと。果たして動画の生物は本当にUMAナウエリートだったのだろうか。気になる人はぜひ確認してみてほしい。

参考:「Coast to Coast AM」、ほか


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=加藤史紀(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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