人間にそっくりな宇宙人「ジャノス人」の特徴とは? 1,000万人が宇宙難民として地球に来ている可能性

■その時、何が起きていたのか?

人間にそっくりな宇宙人「ジャノス人」の特徴とは? 1,000万人が宇宙難民として地球に来ている可能性の画像2画像は「GALAKTISK SERVER」より引用

 退行催眠では、ジョンが2度、車を停めていたことが明らかになった。2度目に車を止めた際は、UFOが一家の頭上まで降下し、さらに車の周辺に濃い霧が立ち込めていた。その霧の中から数人の人影が現れ、一家は彼らと一緒に、UFOから照射された光の柱の中を上昇して中に入ったのだ。

 UFO内部では家族がばらばらにされ、大人たちは歯科医の椅子で身体検査を受けた。家族にはそれぞれ担当の者がつき、アキリアス、ウジオウリアなどそれぞれの名を名乗り、テレパシーで英語での綴りまで教えてくれたという。

 ジャノス人は金髪と青い目を持ち、全体的にスリムな体型の、いわゆる「ノルディック」(北欧風)と呼ばれる異星人である。UFO内部で一家が出会ったジャノス人たちは、声とテレパシーの両方で完璧な英語を操り、それに画像を用いて彼らの故郷ジャノスについても説明した。そして、いずれも全身を覆う銀色のオーバーオールを身につけていた。多くの者は服と一体となったヘルメットを被っていたが、頭髪を剥き出しにした者や、ベルトや白い線など、何らかの識別標識らしきものをつけた者もいたという。

 また一家が連れ込まれたUFOは、直径100メートルほどのレンズ型をしており、乗員は50人以上いたが、ジャノス人たちはこれを「小型艇」と呼んでいた。彼らは、この「小型艇」が数え切れないほど収容できる超巨大なリング状宇宙船で宇宙を航海してきたのだ。


■「ジャノス人」とは何者か

 では、彼らの星ジャノスとはどのような環境だったのだろう。また、なぜ彼らは故郷の惑星を離れ、地球にやって来たのだろうか。

 ジャノスは、地球から数千光年離れたところにある、地球によく似た惑星だった。ただし、海よりも陸地の面積のほうが大きく、地球より温暖であるため、氷は存在しなかった。ジャノスは、ザルニアとザトンという2つの衛星を持っていたが、ザトンの軌道がずれてジャノスに近づいてきた。すると次第にザトンは崩壊し、無数の隕石がジャノスに降り注いだ。

 ジャノス人は当初、安全な地下に避難しようとした。しかし、隕石のひとつが、とある原子力発電所を直撃した。すると何らかの技術的原因で、その近くにあったほかの原子力発電所が誘爆し、それが繰り返され、ついにはジャノスにあるすべての発電所が破壊されたのだ。

 こうして生き残った1,000万人のジャノス人は、放射能で汚染された母星を捨て、巨大な宇宙船で第二の故郷を求めて旅立ったというわけだ。

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