米沿岸警備隊がUFOを追跡か? 警察官が撮影した写真に波紋広がる
米フロリダ州のブラデントンビーチでUFO※が目撃、撮影された。地元警察官のチャールズ・モローズは、隣接するコキーナビーチ上空で奇妙な飛行物体を追っているように見える米国沿岸警備隊の飛行機を写真に収めた。
※ UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。最初のUFO目撃談とされる1947年の「ケネス・アーノルド事件」で、実業家のケネス・アーノルドが目撃した飛行物体について「水の上を滑る円盤のように」動いていたと描写したことから、宇宙人の乗り物を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と言うこともある。
「私は沿岸警備隊の飛行機が湾の上を飛ぶのを見ました。見上げると空に大きな黒いものを見たので、 それが一体何であるかを考えました」とモローズ氏は話している。さらに、「飛行機のサイズに基づいて推定したところ、未確認飛行物体は少なくとも車のサイズか、または多分小さい航空機程度のサイズだ」という。
モローズ氏によると, 沿岸警備隊の飛行機がコースを変え、湾に向かってから戻って来るようにして、未確認飛行物体を追うように見えたそう。最初に観察したときにはほとんど止まっていた未確認飛行物体は、飛行機が追いかけ始めた後、その速度と軌道が急速に変化したそうだ。
「あれは少なくとも時速500マイル(約800キロメートル)は出ていたはずだ」、「それは水平線に向かってロケットのように発射され、そのまま消えてしまった。私はUFO陰謀論者ではないし、それが宇宙から来たとかそういうことを言うつもりはないが、空には何かがあった」とモローズ氏は語っている。
また、「未確認飛行物体の正体はドローンでも動物でもないと断言できる」という。モローズ氏は、毎日この地域をパトロールしているので、ドローンがどのように飛ぶか知っているし、この地域に生息する鳥類にも精通しているからだ。
米紙「AMI Sun」はコルテス沿岸警備隊の分遣隊に連絡を取り、分遣隊はこの問い合わせを広報部に転送した。複数の部署に問い合わせたところ、何か情報があれば連絡するとのことだが、少なくともモローズさんが報告した日時にこの地域で報告された事件はないとしている。
モローズ氏が目撃、そして撮影した飛行物体は一体何だったのか? 続報に期待したい。
参考:「AMI Sun」、ほか
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