10個に分裂するUFOを見た禅僧の奇妙な回顧録… 霊山に現れる「知恵の玉」とは?

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虚雲師(画像は「Wikipedia」より)

「私は北峰から中峰に大きな光の玉が飛んできて、そこから降りてきて、しばらくして大きさの違う10以上の玉に分かれるのを見た。同じ夜、中央峰では3つの光の玉が空中を上下し、北峰では大きさの異なる4つの光の玉を見た……。」

 これは1884年にある有名な仏教の僧侶が、自分の遭遇した出来事について書いたものだ。

 中国の禅僧である虚雲(きょうん)師は1840年に生まれ、19歳で出家、中国各地の有名寺院やチベットの寺院で教学を学び、人生の大半を中国仏教の再興に充てた人物として知られている。1959年に120歳で亡くなった。

 そんな虚雲師の自伝にはUFOと接近遭遇していたとしか思えない、奇妙な記述がある。

※ UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。最初のUFO目撃談とされる1947年の「ケネス・アーノルド事件」で、実業家のケネス・アーノルドが目撃した飛行物体について「水の上を滑る円盤のように」動いていたと描写したことから、宇宙人の乗り物を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と言うこともある。

「私は大鹿峰に登り、そこに現れるといわれる『知恵の灯火』に敬意を表した。最初の夜には何も見えませんでしたが、2日目には大きな光の玉が北峰から中峰に飛んできて、そこから降りてきて、しばらくして大小10個以上の玉に分かれるのを目撃しました。同じ夜、中央峰では3つの光の玉が空中を上下に飛び、北峰では大きさの異なる4つの光の玉が見えました。」

 興味深いのは、虚雲師がそこに知恵の灯火が現れたと語っていることである。「そこに現れるといわれる」ということなので、その玉は頻繁に出現していたことがうかがえる。

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画像は「Getty Images」より

 これは、ある種の自然現象だったのだろうか。虚雲師は、ある種の大気現象を目撃したのかもしれない。しかし、1つの光の玉が10個の光の玉に分かれるように見える自然現象とは一体何であろうか? さらに興味深いのは、同じ夜に3つの光の玉が不規則に上下に動くのを見たと報告している点だ。

 いったいどんな自然現象が、僧侶に空を上下する光の球を見せたのだろうか。これは謎のままだが、虚雲師は他の場所でも再び知恵の灯火を目撃している。

「夜が更けると、無数の天の灯火が見えた。その輝きは、以前五台山で見た『知恵の灯火』に似ていた……。」

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五台山(画像は「Wikipedia」より)

 五台山は文殊菩薩の聖地として古くから信仰されている山西省忻州市五台県の霊山だ。ここが霊山として崇められている理由と光の玉は関係しているのだろうか? いずれにしろ、虚雲師が2度にわたって見た智慧の灯火の真相はいまなお不明だ。今後、その正体が明らかになる日が来ることを願いたい。

参考:「Curiosmos」ほか

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