殺意を感じる極悪な形状… 英観光地で「子供を殺す可能性のある装置」を発見! 背景にある社会問題とは?
家族連れに人気のイギリスの観光地で「子供を殺す」可能性のある恐ろしい装置が発見された。
金属製のパイプ小指ほどの長い針が10本以上取り付けられた装置されたのは、グレーター・マンチェスター州テームズサイドのステイブリッジにあるハーツヘッド発電所跡地。風光明媚な観光地としてしられ、家族連れや乗馬愛好家が頻繁に訪れる場所だという。
この装置は散歩中だった匿名の男性によって偶然発見された。この男性は「今日、カーブルックの旧発電所の土地でこれを見つけた。私の犬が走り抜けた水たまりに隠されていた」とコメントを添えて、Facebookで画像を公開した。
現在のところ、この装置は1つしか見つかっていないが、さらに多くの同様の装置が残っている可能性もあるという。
もし、この装置を子供や大人が踏んでしまったら大けがは必至。傷口から破傷風に感染する恐れもある。また幼い子供であれば興味本位でこの装置に近づき、致命傷となる部分に針が突き刺さってしまうことも十分あるだろう。馬がこの装置を踏んでしまったら多額の医療費がかかる上、乗馬者が振り落とされて大きな怪我を負う可能性も否定できない。
この装置は人々に危害を加えるために作られ、設置されたのだろうか? 発見者の男性は、「この装置は、オフロードバイクや車を止めるために作られたのでしょうが、最終的には小さな子供を殺してしまうかもしれません」と推測している。この地域を走るオフロードバイクのタイヤをパンクさせ、走行不能にさせることが目的というわけだ。
実はイギリスではオフロードバイクに乗るライダーの“反社会的行動”が長年の問題となっており、公園や公共のスペースで問題を引き起こしている。「Coventry Telegraph」紙において、地元のエド・ルアン議員は「5、6台だけでなく、30台以上のバイクがウィグストンロードやウッドウェイレーンを疾走しているビデオが送られてきますが、その量たるや半端ではありません。ライダーであれ、歩行者であれ、他の道路利用者であれ、死者を出すことになるのです」と、その危険性を指摘している。
とはいえ、この装置がマナー違反のライダーたちを懲らしめるためのものだとしても、その潜在的な巻き添え被害のリスクは計り知れない。他にも同じ装置が設置されているとすれば、いずれ大きな被害に繋がるだろう。一刻も早く全ての装置が撤去されることを祈りたい。
参考:「Daily Star」「Coventry Telegraph」ほか
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