英UFO専門家が「宇宙人は平和的ではない」と発言! スピルバーグと議論を重ねた結果…
45年にわたってUFO※を研究してきたイギリスの専門家マルコム・ロビンソン氏が、長年の経験と研究から得られた見解を英紙「Daily Star」のインタビューで語った。
※ UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。最初のUFO目撃談とされる1947年の「ケネス・アーノルド事件」で、実業家のケネス・アーノルドが目撃した飛行物体について「水の上を滑る円盤のように」動いていたと描写したことから、宇宙人の乗り物を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と言うこともある。
ロビンソン氏は記者に対し、「UFOの大部分は自然な説明がなされているといえるが、わずか1%にまだ説明できない点が残っています。私や世界中にいる研究者が追求しているのは、そのわずか1%の部分なのです。UFOの中に本当に謎めいたものがあり、ずっと我々の側にいたという事実は疑いようがありません。UFOはルネサンス絵画や古い洞窟壁画にも見られており、いずれもUFOの奇妙な形が記されています」と語る 。
記者に「宇宙人は我々人間に何を求めているのか」と問われたロビンソン氏は 「彼らには確かに何らかの計画があるのでしょうが、我々には推測することしかできません。しかし、世界中で何千ものUFOによる誘拐が報告されているため、彼らは平和的に来ているとは言えないでしょう」と回答していた。
また、宇宙人はどのような姿をしていると思うかという質問に対して、ロビンソンは「最も一般的に報告されている目撃例は、我々が映画やテレビで見慣れている種類の生物とあまり変わらない」と述べている。
「目撃者は、我々が『グレイ』と呼ぶものを見ていると述べています。 (これらは) 小さな子供のような生き物で、身長は90~120センチ程度、青みがかった灰色の半透明の皮膚を持ち、大きな洋ナシのような形の頭にインクが染み付いたような黒く大きな目をしています。また、外見から性器の存在が確認できません。これらのリトル・グレイは、UFOの近くで見られる最も一般的に報告された実体です」
マルコム・ロビンソン氏がUFO研究を行うようになったのは20歳のとき。
「最初はUFOの目撃証言には妥当性がない、と正直に感じたので反証を始めました」
最初はUFO目撃談はすべてがナンセンスなものであることを証明しようとしたのだが、「失敗した」と語る。思った以上に説明のつかないUFOの事例も多かったのだ。
その後、彼はイギリスやヨーロッパ、アメリカで講演を行い、アマンダ・ホールデンやスティーヴン・スピルバーグらと自分の理論について議論を重ねて来た。また、1979年にはスコットランド最古のUFO・超常現象調査協会を設立している。彼は今後も精力的にUFO関連の活動を行っていく予定だと述べている。
参考:「Daily Star」ほか
【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】
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