「三角形のUFO編隊」が撮影される! 点滅する謎の発光体の正体は?=米

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画像は「UFO Sightings Daily」より

 米ワシントン州にて、夜空に脈動しながらゆっくりと三角形を形成する複数の発光体が撮影され、話題になっている。

 問題の動画は2日火曜日の夜、ワシントン州ヤキマ市で撮影されたと伝えられている。目撃者によれば、その点滅する球体は、「1分強の間に互いに接近して赤から白に色を変えた 」という。

 動画には脈打つ光が最初、地平線の低いところを漂った後にゆっくりと上昇する様子が捉えられている。発光体は空高く上昇するにつれ互いに接近し、三角形のパターンを形成しながら、各点が連続して点滅するという奇妙な動きを見せていた。

 この不可解な発光体の正体について、一部のUFO愛好家は、やはり宇宙人の乗り物ないしは小型偵察機であり、脈打つ光によって互いに交信しているのではないかと推論している。しかし一方で、ドローンや、たまたま三角形の編隊を組んで飛んでいるように見えただけのランタンなど、さまざまな可能性も出てきている。

※ UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。最初のUFO目撃談とされる1947年の「ケネス・アーノルド事件」で、実業家のケネス・アーノルドが目撃した飛行物体について「水の上を滑る円盤のように」動いていたと描写したことから、宇宙人の乗り物を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と言うこともある。

 三角形のフォーメーションや光の点滅など、UFO事件「フェニックスの光」を彷彿とするところもある。この事件は、UFO目撃報告数においてアメリカでもトップクラスの多発地域であるアリゾナ州フェニックスで1997年に起こった。同地域の何千人もの人々が3月13日の夕方に、三角形を形作るの巨大な発光体群を目撃したのだ。目撃者の1人にはアリゾナ州知事のファイフ・サイミントン氏もいたが、知事は当初、これがエイリアンの宇宙船だという考えを嘲笑していた。しかし数年後に知事のポストから離れた後、サイミントン氏はこの時目撃した飛行物体が“別世界のもの”であると正直に認めている。

 果たして、この物体の正体は何なのか。気になる人ぱぜひ動画を見て考えてみて欲しい。

参考:「Coast to Coast AM」「UFO Sightings Daily」ほか

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

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文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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