【話題】ガチで本物か!2020年にクルーズ船の船長が撮影した海に突入した“クラゲ型UFO”

 UFOの形状には“円盤型”や“葉巻型”、あるいは“アダムスキー型”などいくつかのタイプに分かれているが、最近よく話題になっているのは“クラゲ型”である。

■シリアとイラクの上空に“クラゲ型UFO”

 映像作家でUFO研究家のジェレミー・コーベル氏が運営する“暴露系”ポッドキャスト「WEAPONIZED」では“クラゲ型UFO”についての話題でもちきりだ。

 昨年11月にコーベル氏は、2021年12月にシリア上空で撃墜された飛行物体と同じUFOのリーク画像を公開したのだが、これはまさに“クラゲ型UFO”であった。これはイギリス空軍の報告書では「未確認の航空現象(UAP)」と分類されている飛行物体であるという。

画像は「YouTube」より

 さらに今年1月9日にはコーベル氏は2018年10月にイラクの米軍統合作戦基地の上空を飛行した“クラゲ型UFO”の動画を公開した。

画像は「YouTube」より

 映像は無人機に搭載された赤外線カメラで撮影されたもので、複数の“触手”のようなものを垂らしたクラゲのような物体が基地の上空を滑るように飛行している様子が収められている。

 この“クラゲ型UFO”は軍事施設内の上空を移動した後、基地近くにある湖まで飛んでいくと降下し、着水して潜っていったという。さらに17分後に湖面から浮上して45度の角度で上昇し、高速で飛行して飛び去っていったということだ。

 コーベル氏は米メディア「Liberation Times」に対し、「UAPが我が国の機密性の高い軍事施設に何の処罰も受けずに侵入し、我が国の主な標的化と防衛プラットフォームを無効化できるのであれば、我々はそのような脅威を認識し対応する能力を侵食する上で汚名と秘密主義が果たした役割を考慮する必要があります」と語っている。

 コーベル氏はアメリカ中央軍(CENTCOM)は15年以上UAPを追跡しているのだが、指揮系統内でこれらの出来事が適切に処理されていないことを批判している。

「独特の飛行特性を持つ無人航空機が無視されていることに、米軍内部でも不満を抱いている人がいます。憂慮すべきことに、この重要な情報は指揮系統に適切に報告されておらず、我が国の軍隊や他国の軍隊に脆弱性をもたらしています」(コーベル氏)

 これらのUFO/UAPが珍しいタイプのドローンである可能性も高そうだが、もちろん地球外由来や異次元由来である可能性もあるだろう。

■豪華客船から目撃された“クラゲ型UFO”

“クラゲ型UFO”はほかにも目撃されている。2020年、クルーズ船「セレブリティ・エッジ(Celebrity Edge)」の船長ケイト・マッキュー氏は、“クラゲ型UFO”が船の上をしばらくホバリングしているのを目撃し、その後、UFOが海に潜っていったと説明している。

画像は「YouTube」より

 マッキュー氏によればその日の夕刻、“クラゲ型UFO”がクルーズ船の周囲をしばらく飛行した後、まったく音を立てずに下降を始め、海中へと潜り込んでいったということだ。

「当時は風はほとんどなく、風速は5ノット(9km/h)以下でした。しかし、この物体は回転しながら時速約25kmの速度で私たちの船の周りを飛び回りました。その後、発光物体は船尾から約400メートルの地点で下降し始め、水中に潜りました」(マッキュー氏)

 船長らは救命ボートを降ろして海中を調べてみようとも考えたが、海面に破片なども一切なく事故の可能性は皆無であったという。ただ水に沈んで消えただけだったのだ。

「あれはドローンではありませんでした。それを見た私たち全員が確信しています」(マッキュー氏)

 この“クラゲ型UFO”には物理的な推進システムがないように見え、その挙動は物理法則に反しているようでもあったという。最近特に目撃が増えているこの“クラゲ型UFO”をどう考えればよいのだろうか。

 コーベル氏は「Liberation Times」に対し「UFOの現実は不愉快な真実であり、この問題を全面的に明るみに出す時が来ました。公衆には、UFOが人類にとって何を意味するのかという真実を知る固有の権利があり、知る必要があり、私たちはそれに正面から取り組まなければなりません」と自説を述べている。

 続々と目撃報告と証拠映像が明らかになっている“クラゲ型UFO”についてこの先どのような展開が待っているのか引き続き注目していきたい。

参考:「Howandwhys」ほか

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文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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