「エイリアンはすぐそこにいる」有名天体物理学者が暴露! 人類の“宇宙人観”を刷新する衝撃的容姿とは!?

 宇宙は137億年前に誕生したといわれているが、この有り余る時間の中では、確かにどの場所で微生物などの生命が誕生していようが不思議はないのかもしれない。

「(地球外)微生物を宇宙人であると考えてもよいのです。彼らに宇宙船を作る必要はなく、ただ別の惑星の居住者であるというだけの存在です」(ニール・ドグラース・タイソン氏)

 そして実は、タイソン氏は今日のいわゆる“UFOコミュニティ”に批判的であるようだ。宇宙人(地球外微生物)は今のところは地球を訪れてはおらず、UFOコミュニティが主張していることはどれも科学的根拠が薄弱で、サイエンスの世界からは相手にされないレベルであることを述べている。

 とはいえ、こうして我々が存在している以上、少なくとも我々人類と同等の知的生命体がどこかに存在している可能性は高い。タイソン氏の今後の発言も気になるところだ。

「エイリアンはすぐそこにいる」有名天体物理学者が暴露! 人類の宇宙人観を刷新する衝撃的容姿とは!?の画像3Express」の記事より

■エイリアンのグロテスクな“実像”

 では、タイソン氏が指摘するように“宇宙人”はまだまだ原始的な生物であるとすれば、いったいどのような姿をしているのか? 英・オックスフォード大学の研究チームが昨年、現在考え得るエイリアンの姿を提示している。

「特定の形質や適応の観点から、エイリアンが例えば大きな緑色の目や独特な腕や脚などを持っているのかどうかについては定かではありません。しかし、エイリアンは私たちと同じ自然淘汰の法則の対象となっており、その結果として我々と同様の進化の過程を通過しているはずです」と研究を主導したサミュエル・レビン氏は科学系オンラインメディア「IFL Science」に話している。そして考えられるエイリアンの姿は、例えば次のようなビジュアルになるということだ。

「エイリアンはすぐそこにいる」有名天体物理学者が暴露! 人類の宇宙人観を刷新する衝撃的容姿とは!?の画像4IFL Science」の記事より
「エイリアンはすぐそこにいる」有名天体物理学者が暴露! 人類の宇宙人観を刷新する衝撃的容姿とは!?の画像5IFL Science」の記事より

「たとえ我々と同じようなDNA構造でなくとも、進化の過程は同じようなものであるはずです。進化論的に同じ生物学的規則の対象であり、地球上の生命と同様の構造を持つでしょう」(サミュエル・レビン氏)

 つまり姿かたちは我々に似ていなかったにせよ、器官や内臓といったレベルではある程度は地球上の生物と似通っているということになる。しかしながらこの水面上で浮遊する“エイリアン”はなかなかグロテスクでショックを受けるかもしれない。颯爽とUFOを乗りこなす見るからにスマートなエイリアンばかりがこの宇宙にいるわけではないことは、少し考えればわかるのではあるが……。


参考:「Alien UFO Sightings」、「Express」、「IFL Science」、ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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