教養としての最恐怪談 古事記からTikTokまで

吉田悠軌 (著)

名作怪談のあらましを知る「怪談まとめ」本

誰もが知る名作怪談、怪談マニアが気になる傑作、現在に息づく都市伝説などを、怪談の名手が書き下ろしで紹介。「恐さ」はもちろん「なぜ恐いのか」の奥行きを基準に厳選しています。

●収録怪談一覧
第一章 母子
イザナミ、ウブメ、こんな晩、ザシキワラシ、コインロッカーベイビー、コトリバコ
第二章 巨女
安義橋の鬼、丑の刻参り、カシマさん、口裂け女、八尺様、窓から覗く顔
第三章 江戸
四谷怪談、牡丹灯籠、皿屋敷、累
第四章 禁忌
死体を喰う話、田中河内の介の最期、牛の首、将門の首塚、運ばされた箱
第五章 真相
雪女、ドッペルゲンガー、海での写真、廃病院のカルテ
第六章 異界
タクシー怪談、ターボ婆ちゃん、ホオノキの祟り、小坪トンネル、きさらぎ駅
第七章 実話
生き人形、隙間の女、山の牧場、迎賓館、裏拍手、くるりんぱ
第八章 伝染
便所の怪、テケテケ、海亀のスープ、MOMOチャレンジ、バックルーム


歴史的背景や都市伝説の成立過程で「怪談通」になれる!
「黄泉のイザナミ」は日本怪談の根源となっている? 「四谷怪談」のお岩さんと「皿屋敷」のお菊さんがすれ違っていた? 語ってはいけない「牛の首」と秘すべき因習の関係は? 「トンネルの手」「タクシー怪談」はどこから生まれて定番怪談として広まったのか? 有名怪談「廃病院のカルテ」や「裏拍手」の知られざる淵源とは? 「くるりんぱ」の舞台である北海道は怪談発生スポットだった? レジェンド怪談・稲川淳二「生き人形」はいかに語られ、変化してきたのか……?
読むだけでも震えて面白い怪談の紹介に加え、その恐怖の来歴、骨格、歴史的位置付けを解説し、「怪談通」になれる構成としています。
さらに各怪談に「3行解説」を加えて、初心者でも一見でポイントをつかめる教養入門としての要素もバッチリ!

筆者は怪奇の案内人・吉田悠軌!
名作を選定し、解説するのは怪談・都市伝説の研究家として知られる吉田悠軌氏。吉田悠軌氏は、早稲田大学卒業後、ライター・ 編集活動を開始しして伝説の怪談同人誌「怪処」を自主制作するなど、 オカルトや怪談の研究をライフワークとし、月刊「ムー」にて実話怪談、都市伝説の考察記事をレギュラー執筆する人物。
実話怪談の語り手として怪談イベントやメディアに出演・登壇するほか、テレビ番組「クレイジージャーニー」では禁足地や信仰文化を案内しています。
著書に『ジャパン・ホラーの現在地』(集英社)、『現代怪談考』(晶文社)、『一生忘れない怖い話の語り方』(KADOKAWA)がある気鋭の専門家による、怪談基礎講座としてお楽しみください。

※内容は予告なく変更になる場合がございます

教養としての最恐怪談 古事記からTikTokまで
¥1,760 税込
発売日:2024/7/18
出版社:ワン・パブリッシング

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TOCANA編集部

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