砂漠にそびえ立つ謎のピラミッドの正体とは!?ただの廃墟か、それとも…
米ノースダコタ州の砂漠地帯に奇妙なピラミッド型施設がその威容を誇っている――。あるUFO研究家はこの施設の地下には秘密の地下基地があり今も極秘任務を続けているという。
■砂漠にそびえ立つ謎のピラミッド型軍事施設
冷戦中にソ連のICBM(大陸間弾道ミサイル)による核攻撃に対抗するために建設されたピラミッド型の軍事施設「スタンレー・R・ミコーセン・セーフガード・コンプレクス(Stanley R. Mickelsen Safeguard complex)」がノースダコタ州キャバリア郡の砂漠地帯にある。
今は閉鎖されて廃墟と化しているこの施設の特殊な形状に多くのUFO研究家や研究者が疑問を抱いている。この施設の能力は、ソ連の侵略に対する防衛という当初の目的をはるかに超えていると考えてる者もいるという。
この施設の目的はアメリカ本土に向けて発射されたソ連の弾道ミサイルを探知・迎撃することで、迎撃ミサイル 「LIM-49Aスパルタン」30基と短距離迎撃ミサイル16基が装備されていた。各側面に配置されたレーダーによって探知範囲を360度をカバーし、1100キロメートル離れた大陸間ミサイルを探知し迎撃することができる。
ピラミッドの内部は外観と同じく驚くべきもので、制御室や監視システムが設置された地下基地がいくつかあり、これらの部屋はすべてアメリカ全土に張り巡らされた強力なレーダーネットワークに接続されていた。
その独特なデザインと形状はメキシコのチチェン・イッツァ遺跡群にあるククルカンのピラミッドときわめてよく似ているのだが、施設の設計においてなぜピラミッド型が採用された理由は不明だ。多くの理論家やUFO研究家によると、それは人類の歴史と人類の起源と深い関係があり、この複雑な施設は防衛ステーションとして建設されただけでなく秘密施設でもあり、ピラミッド部分は広大な地下施設の“氷山の一角”にすぎないという。
どうわけか施設は開設からわずか4カ月で閉鎖されたことが公式に報じられている。数百万ドルの費用をかけた軍事施設がわずか4カ月の運用で閉鎖された理由はまだ説明されていない。
閉鎖されたのは、基地の防衛効果がないことが判明したためだと考える者もいれば、単に維持費が高すぎたためだと考える者もいるが、この基地は実は閉鎖されておらず、防衛施設としてではなく極秘任務を担う施設として現在も運用されていると考える者もいる。
オルタナティブメディア「Ancient Code」によると、あるUFO研究家は政府が数百万ドルの価値があるこのような複合基地を簡単に放棄するはずがないと述べ、ノースダコタ州にあるこの「未来的な」ピラミッドは今日でも極めて重要な場所であり、ノースダコタ州で報告されている未確認飛行物体の目撃はこの「研究施設」と密接に関係していると主張している。
はたしてこのスタンレー・R・ミコーセン・セーフガード・コンプレクスは単なる軍事施設という以上の目的を持って作られたものなのか。そしてそこにはピラミッド型であることが何か関係しているのか。まずは閉鎖した理由が明らかになることを望みたいものだ。
参考:「Ancient Code」ほか
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2024.10.02 20:00心霊砂漠にそびえ立つ謎のピラミッドの正体とは!?ただの廃墟か、それとも…のページです。ピラミッド、米軍、核戦争、冷戦、ICBMなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで