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古代エジプトのファラオは“異星人の血”を引いていた！？研究が示す衝撃的な仮説とは

2025.03.06 20:00 文＝青山蒼

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古代エジプトのファラオは“異星人の血”を引いていた！？研究が示す衝撃的な仮説とはの画像1 — イメージ画像　Created with DALL·E

　ピラミッドの謎や、異様なまでに進んだ古代エジプト文明――。これらのミステリーは、これまで数多くの研究者を惹きつけてきた。そして最近、新たな研究が「ファラオたちは地球外生命体によって遺伝子操作を施された可能性がある」という衝撃的な仮説を示している。

　この研究は、7年間にわたる詳細なDNA解析によって導き出されたものだ。対象となったのは、9人の古代エジプトのファラオたちの遺伝情報。この解析の結果、彼らのDNAには通常の人類とは異なる謎めいた特徴があることが判明したのだという。

ファラオのDNAに刻まれた「異質な特徴」

　この遺伝子研究を率いたのは、遺伝学と考古学の専門家たち。彼らはエジプトの王家の血統を詳細に調査し、通常の人間の遺伝パターンとは明らかに異なる未知の遺伝的要素を発見した。

　特に興味深いのが、ファラオたちのDNAには異常なミトコンドリア活動が見られる点だ。ミトコンドリアは細胞のエネルギーを作る役割を担っているが、調査対象のファラオたちは一般的な人間よりもはるかに高いエネルギー代謝能力を持っていたという。これは人類の進化の過程では説明がつかない異常値だったというのだ。

　さらに、特定のファラオには脳容量の増加を示す遺伝的変異が見られた。これは、高度な知能や意識の進化と関係している可能性がある。特にアクエンアテンの血統に関しては、こうした変異が強く表れており、彼の特異な宗教観や改革の背景に「異質な要素」があったのではないかと考えられている。

アクエンアテンの異様な外見は何を意味するのか？

　アクエンアテン（紀元前1352年～1336年）は、古代エジプトの歴史の中でも異彩を放つファラオだ。彼は多神教を捨て去り、「アテン（太陽神）のみを信仰する一神教」を導入した。この宗教改革は、当時のエジプト社会にとって革命的なものであった。

　さらに、彼の身体的特徴も通常のファラオとは大きく異なっていた。壁画に描かれた彼の姿を見ると、以下のような特徴が際立っている。

異様に長い顔と大きな頭蓋骨
細長い手足
女性的な体つき（丸みを帯びた腰や胸）

古代エジプトのファラオは“異星人の血”を引いていた！？研究が示す衝撃的な仮説とはの画像2 — アクエンアテン（アメンホテプ4世）の胸像　CC 表示-継承 2.5, 出典

　この奇妙な体型について、医学的には「フレーリッヒ症候群」「クラインフェルター症候群」「マルファン症候群」などの遺伝的疾患が指摘されている。しかし、いずれの症候群とも完全には一致しないため、未だに決定的な診断は下されていない。

　そこで一部の研究者は、「アクエンアテンは遺伝子操作によって作られた存在だったのではないか？」と考え始めた。彼の宗教改革や身体的特徴を総合すると、まるで異星の存在との関わりを示唆しているかのようだというのだ。

アクエンアテンのミイラは隠されている？

　エジプトの歴代ファラオの多くはミイラとして保存されており、ツタンカーメンやラムセス2世の遺体は発見され、研究が進められている。アクエンアテンに関しては、2010年に考古学者ザヒ・ハワスらの研究チームが、ツタンカーメンの父親と推定されるミイラ（KV55のミイラ）をDNA鑑定し、アクエンアテンである可能性が高いと発表した。しかし、このミイラが本当にアクエンアテン本人であるという決定的な証拠はなく、一部の研究者は別のファラオのものである可能性を指摘している。そのため、アクエンアテンのミイラは「正式に特定された」とは言い切れない状態が続いている。

　この事実が、「アクエンアテンは特別な存在であり、彼の遺体が公にされることで古代エジプトの歴史が覆る可能性があるのではないか？」という陰謀論を呼んでいる。一部の学者は、「遺体が公にされないのは、地球外のDNAが含まれている証拠があるからではないか？」とも推測している。

　また、アクエンアテンが崇拝した「アテン神」は、太陽の円盤として描かれているが、これが実は「円盤型の飛行物体」つまりUFOを示しているのではないか？という大胆な説もある。