「彼らは深海からやってくる」― 米下院議員が“UFOの海底基地説”を衝撃告白

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「もし、彼らがはるか宇宙の彼方からやって来ると、我々が思っているだけだとしたら?」

 米テネシー州選出のティム・バーチェット下院議員は、ワシントンD.C.の街角で撮影された動画の中で、まるで天気の話でもするかのように、落ち着いた様子で、しかし衝撃的な持論を展開した。

「彼らは何千年も前に地球に来ていたのかもしれないが、今もここにいる。そして、彼らは深海エリアに潜んでいる」

5〜6箇所の“深海エリア”から浮上する「実体」

 バーチェット議員は、まるでH.P.ラヴクラフトの小説が現実になったかのような光景を描写し続ける。

「我々はの表面についてはよく知っているが、海の底で何が起こっているかは、ほとんど何も知らない」と彼は言う。「私が信じるところでは、5〜6箇所の深海エリア周辺で、UAP(未確認異常現象)の目撃情報が多発している。これは疑問を投げかける」。

 さらに彼は、海軍関係者から直接聞いたという証言にも言及する。「海軍の兵士たちは、時速数百マイルで移動する水中航行物体を追跡していると私に語った。しかし、我々が保有する最高の潜水艇でさえ、時速40マイル(約64km)弱しか出せないのだ。この点について、私には多くの疑問がある」。

 彼がこの説を単なる持論として語っているのか、それとも何らかの事実に基づいているのかは定かではない。しかし、彼がこのような発言をするのは初めてではない。今年1月にも、ある匿名の海軍提督から、「フットボール競技場ほどの大きさ」のUFOが海中を高速で移動しているという情報を得たと発言し、大きな話題を呼んでいた。

ミサイルが効かないUFO映像と、政府の隠蔽

 バーチェット議員のこの驚くべき発言は、米議会でUAPに関する公聴会が開かれ、ミサイルの直撃を受けても無傷なUFOの映像が公開された、わずか1週間後のことであった。

 この衝撃的な映像を提示したミズーリ州選出のエリック・バーリソン下院議員もまた、謎の内部告発者から映像を入手したと主張している。ジャーナリストのジョージ・ナップ氏は公聴会で、「議会や国民に公開されていない、この種の映像が大量に保管されているサーバーが存在する」と証言し、政府による情報隠蔽を厳しく批判した。

米政界の“伝統”としてのUFO騒動

 しかし、バーチェ-ット議員のようなUFO信奉者が米国の政界に登場するのは、今に始まったことではない。実際、トルーマン大統領の時代から、反ソ連のヒステリーが高まった冷戦期にかけて、UFOはワシントンの政治家たちにとって、時に熱狂的に信じられ、時に冷ややかに扱われる、一種の“伝統”のようなものであった。

 その歴史を鑑みれば、バーチェット議員の今回の発言も、冷静な暴露というよりは、長年続くUFOをめぐる熱狂の、最新の一幕に過ぎないのかもしれない。

 とはいえ、「彼らが危害を加える心配はない」と、バーチェット議員は至って冷静だ。「もしその気があれば、彼らはとっくの昔に我々を丸焼きにしていただろうからね」。

 地球の深海には、我々がまだ知らない何かが本当に潜んでいるのだろうか。その答えは、月の裏側よりも遠い、海の底にあるのかもしれない。

参考:Futurism、ほか

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