Google元幹部が激白「未来への計画など存在しない」AIが招く究極の格差社会、人類二分化の“AIポカリプス”が始まるのか

Google、メタ、そしてスペースX。シリコンバレーの最前線でマーク・ザッカーバーグやイーロン・マスクといった「時代の寵児」たちの広報責任者を務めてきた男が、いま、全人類に向けた最悪の警告を発している。
Google傘下のAI企業DeepMindの元広報責任者、デックス・ハンター=トリック氏によれば、人類は今、AIによる「大惨事」の瀬戸際に立っているという。その未来とは、ごく一部のエリートだけが贅沢を極め、大多数の人間が苦しみ、政治的・経済的な力を永久に失うという、まさに地獄のような格差社会だ。
「経済的な新種の誕生」:人類が二分される日
ハンター=トリック氏は最新のエッセイの中で、今世紀半ばまでに起きる変化を「不等式を超えた何か」であり、一種の「経済的な種分化」であると表現している。
AIの能力を借りて知能を増強し、長寿をもたらす最新医療を独占して優雅に暮らす「エリート層」と、仕事も、医療へのアクセスも、政治的な影響力もすべて奪われた「圧倒的大多数」――。この二つの階層が、もはや同じ種族とは思えないほどの格差を持って共存する世界だ。
日本でも「中流層の崩壊」が叫ばれて久しいが、氏が予言するのはその極北だ。一度AIによって仕事が奪われ、経済的・政治的パワーを失えば、その地位は永久に固定され、二度と這い上がることはできないという。
「未来の計画なんて、誰も立てていない」という絶望
シリコンバレーで20年近く、世界を動かすリーダーたちと共に過ごしてきたハンター=トリック氏。彼が最も戦慄しているのは、AIが制御不能なスピードで進化している一方で、それをコントロールする側が「実は何の計画も持っていない」という事実だ。
「未来の計画を立てているはずの人々と20年過ごして分かった。クリスタル・クリア(明白)な真実。彼らには、何の計画もないんだ」
AIの能力はもはや、あらゆる知的作業、あらゆる決断を代替できる「汎用的な知性」へと向かっている。産業革命は肉体労働を機械に置き換えたが、AI革命は「考えること」そのものを奪い去る。その利益は企業に集中し、労働コストが下がることで富は上層部へ吸い上げられる。
これに対し、昨今のポピュリズムさえも「お遊び」に思えるほどの、凄まじい政治的な混乱が世界を襲うだろうと氏は警告している。

カウントダウンは「あと10年」
今回の警告を「よくある悲観論」と片付けるのは簡単だ。しかし、AI企業Anthropicの創設者ダリオ・アモデイ氏が「人類はこのパワーを扱う準備ができていない」と危惧し、その安全責任者が「世界は危機に瀕している」と書き残して辞職したという事実は、火のないところに煙は立たないことを示唆している。
もちろんAIは便利で素晴らしいツールだ。だが、その恩恵が一部の富裕層だけに分配され、私たちの生命維持装置(経済や政治、医療)のスイッチをAIが握るようになったとき、私たちは果たして「自由」であり続けられるのだろうか。
ハンター=トリック氏は、私たちがこの根本的な問題に向き合い、システムの前提を考え直すための猶予は「あと10年」しかないと見ている。
私たちが毎日スマホでAIに何かを問いかけているその裏側で、私たちの「生存の余地」が刻一刻と狭まっているのかもしれない。AIが私たちの運命を完全に「自動化」してしまう前に、人間にしかできない「狂気」や「情熱」を持って、この不条理な現実に抗い続けたいと願うばかりである。
参考:Daily Mail Online、ほか
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2024.10.02 20:00心霊Google元幹部が激白「未来への計画など存在しない」AIが招く究極の格差社会、人類二分化の“AIポカリプス”が始まるのかのページです。格差社会、Google、AIなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで