>  > ブラック企業経営者が明かす「社畜化教育」の全貌!!

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ブラック企業経営者の本音』(秋山謙一郎著/扶桑社新書)

 従業員の拘束時間を長くし、勤務時間を延ばすために始業時刻よりも早い時刻に朝礼を設定する(給与は始業時刻以降の分しか支払わない)。自社商品を購入しなければ、従業員が仕事ができない仕組みにする(実質的に人件費を削減する)。社会貢献と大きな理想を掲げ、従業員が断れない環境をつくり、ボランティアという名目でタダ働きをさせる(さらに人件費を低く抑えることができる)……。

 従業員をこうした悲惨な目に遭わせる「ブラック企業」、その経営者はいったい何を考え、どんな経営を行っているのか――。

ブラック企業経営者の本音』(秋山謙一郎著/扶桑社新書)では、ブラック企業経営者の考え方に迫ろうと、取材に約3年、延べ100人のブラック企業経営者にインタビュー。そこで明らかになったのは確信犯的に社員を、ブラック企業にとって“使い勝手のいい人間”、すなわち「社畜」に仕立てあげようとする社畜化教育の全貌だった。社畜化教育のためには、入社させて新人研修を終えるまでが重要だという。


■洗脳の入り口

 まずは、ブラック企業の求める“理想的な人物像”がある。理想的な人物像は、「大人しく真面目で、上からの指示には従いそうで、責任感が強い者」。とあるブラック企業の社長はこう語る。

「新卒で大手企業に入れない。大学でもFランクっていうの? 偏差値低くて、就職率もあまりよくないっていう。そのクラスで大人しい真面目な子なら、ウチみたいなブラックでも大歓迎よ。実際にそういう属性のコが一番多い。2、3年使い倒して出て行ってもらうけど」(本書より)

 面接ではFランク大学の大学生を中心に積極採用する。次に、入社後の社畜化教育だ。ブラック企業は誰もが一目で見て、“新人だ”とわかるよう服装に制限を設けることが多い。

「まず新人が新人であることを自他共にわからせることから始まる。新人が着る、いや着ていい服装、ここから新人への洗脳が始まっていると言ってもいい」

「新人には『早くこの境遇から抜け出そう』という闘争心に火をつけるため。古株の者には『ちょっと自分は他のバイトより偉いぞ』という優越感をくすぐることが目的だった」

 ファミレスをはじめとする外食産業のほか、建設業界、美容・理容業界でも、新人に服装の制限を設け、社内における身分が一番下であることを視覚的に認識させ、心理的にプレッシャーをかけるのだ。

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