『未来世紀 軍艦島』(ミリオン出版)より
長年、“廃墟マニアの聖地”と呼ばれていた軍艦島(長崎県長崎市/端島)が今、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産登録に向けて脚光を浴びている。6月21日には、富岡製糸場(群馬県富岡市)が世界文化遺産に登録されたこともあり、2015年の登録を目指している軍艦島には、さらなる期待が寄せられている。
そんな軍艦島を5年以上前から研究してきたという秘境写真家・酒井透氏が、このたび写真集『未来世紀 軍艦島』(ミリオン出版)を出版した。軍艦島の魅力と、写真集に込めた思いについて伺った。