>  >  > いつまでもあると思うな、ローカル線と秘境駅!

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 全国の鉄道オタクにとって、残念なニュースが飛び込んできた。今月11日、JR東日本盛岡支社が来春のダイヤ改正にともない、JR山田線の「大志田駅」と「浅岸駅」(ともに盛岡市)を「1日の平均乗車人員が1名未満にまで減少しているから」との理由で廃止すると発表したのだ。

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大志田駅/Wikipediaより

 1928年に開業した両駅はともに同市東部の山中にあり、近くにはほとんど民家もない。平日は乗降客ゼロという日も頻繁にあった秘境駅で、テレビ番組で取り上げられることもあった。それだけに鉄オタにとっての愛着も深く、休日や青春18きっぷの利用期間は全国から一定数のマニアが集まっていた。

JR各社の中でも特に東日本は、昔から不採算路線や駅には厳しい傾向があり、東日本管内には秘境駅はほとんどない。だからこそ、今回の2駅は東日本最後の砦だったんです。かなり前から危ない危ないとは言われていましたが、このタイミングでなくなってしまうのは残念です」(鉄道オタク)

 同じ盛岡支社内では2014年4月1日に岩泉線が廃止されたばかりだ。この岩泉線は山田線の茂市駅(宮古市)から分岐して岩泉駅(岩泉町)とをつなぐ全長38キロあまりの盲腸線で、こちらも全国の鉄オタを大いに喜ばせる存在だった。

「岩泉線は上り下りともに1日3本でした。中でも途中の押角駅は、その交通の便の悪さから全国でも5本の指に入る秘境駅として有名でした。そんな岩泉線は昭和の時代から廃線の噂が何度ももち上がっていたんですが、あまりにあの一帯の交通の便が悪いことが幸いして、簡単に廃止してはいけない路線としてなんとか持ちこたえ続けたんです」(前同)

 それでも2010年の7月末、大雨の影響で土砂崩れが発生。同31日に押角―岩手和井内間で脱線事故を起こし、運転士と乗客3人が軽傷を負った。この事故を受け、岩泉線は操業を停止し、同区間はバスによる振替輸送が行われるように。結局、そのまま再開することはなく廃線の憂き目にあった。

 今回廃止が決まった大志田、浅岸両駅もすでに2013年から冬季は営休業していた。その時点で、「いずれは…」という見方もあったが、それでも今回の決定はあまりに早すぎたようだ。

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