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サエボーグと巨大なラバー母豚 A/Dギャラリーでの個展『Bigpen』にて

 ラバーの美術家サエボーグの躍進が続いている。月例クラブイベント『デパートメントH』では、ゴムの日にちなんで毎年5月に「大ゴム祭」を主宰し、日本発のアート&カルチャーを発信してきた。そして、今年2018年、アメリカ・フィラデルフィアの美術館ICAでのグループ展『Tag: Proposals on Queer Play and the Ways Forward(タグ:クイア・プレイの提案と前進)』に招かれ、本格的な世界進出を果たしている。


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2018年5月5日に開催された『デパートメントH2099  第8回大ゴム祭』 サエボーグの新作フンコロガシ

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2018年5月5日に開催された『デパートメントH2099  第8回大ゴム祭』 サエボーグの新作フンコロガシ

 『デパートメントH2099 第8回大ゴム祭』での新作パフォーマンスも大きな反響を巻き起こしている。ここでは前編に続き、サエボーグに初めての海外遠征について聞くとともに、これからの展望にも迫ってみたい。


■サエボーグ/インタビュー

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画像は、グループ展『クイアプレイ』HPより

――サエボーグさんが出展されているグループ展『クイアプレイ』は、今年8月まで開催されています。そのオープニング・レセプションでは、ご自身も家畜ラバースーツを着用されたそうですね。

サエボーグ「私は豚のラバースーツを着用し、巨大なラバー母豚から出産パフォーマンスを行いました。サポーターの方には、農婦のスーツを着用していただきました。レセプションには1000人以上の観客がいたので、パフォーマンスを始めると、みんなが集まってきて、大変な賑わいでした」


――その後は、フィラデルフィアやNYをいろいろと旅されました。

サエボーグ「フィラデルフィアでは、有名な医学標本博物館ムター・ミュージアムやフィラデルフィア美術館に行きました。そして、何と言っても大収穫は、廃墟になっているイースタン州立刑務所の訪問でした。1829年から1970年まで使われていて、計7万5千人が収容されてきたといいます」

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廃墟となったイースタン州立刑務所


――みるからに凄そうですね。

サエボーグ「大きいんですよ。今は廃墟となっていますが、ちゃんと管理されていて一般公開されています。建物全体が放射線状になっていて、中心のところに立つと、刑務所全体を見渡せるようになっているんです。訪問したときは、氷点下の寒い日で、靴下を履いていても足の裏が冷えてくるくらい。氷柱もあって、寒い日には死人も出ただろうなと」

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心霊スポットとしても知られる イースタン州立刑務所跡地にて


――心霊スポットとしても有名だとか?

サエボーグ「そうなんですよ。幽霊が出ると言われていて、ハロウィンには幽霊を探しに行く、ゴーストツアーもやっています。さらにマフィアのボス、アル・カポネが約10ヶ月収監されていたことでも有名で、彼の独房だけは再現されていて、ソファーがあったり豪華でした。アメリカの心霊スポットのベスト10に入るそうです」

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再現されたアル・カポネの独房 イースタン州立刑務所跡地にて

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