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杉田彬

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胎児

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 一度きりの人生、せっかくこの世に生を受けたからには楽しく過ごしたいですよね。そのためには、まず健康であることが第一ですが、実は、妊娠中の母親がある物質を多く摂取していると、それだけで産まれる子が末永く健康に暮らせる可能性が高まるそうです。妊娠中に“強くてニューゲーム”のチャンスがあるという、そんな興味深い研究が、今年1月にイギリスで報告されています。

 では、その物質とはいったい何だと思いますか? …実はビタミンDなんです。もっと聞いたことがないような物質かと思いきや、意外と身近な栄養素がキーマンでした。ビタミンDといえば、「魚やキノコ」などによく含まれるビタミンで、食べ物から摂取する以外にも、日光浴により体内で生成されています。血中のカルシウム濃度を高めることによって、骨の健康を保ってくれる重要な栄養素なのですが、その栄養素の妊娠中の摂取量が、なぜ生涯にわたって健康に影響するのでしょうか。

 「Daily Mail」が報じたところによると、妊娠中に母親がビタミンDを高程度に摂取すると、産まれる子の筋肉が強くなる傾向があるということです。対象が700人程の調査だったのですが、母親が十分にビタミンDを摂取した子とそうでない子の発育を長期にわたり調査し比較したところ、4歳時点の握力や筋肉量の数値に差が出ました。ビタミンDが子宮内における胎児の筋繊維の発達に関与していると考えられています。

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