妊娠中にビタミンDを摂取すると“強い胎児”が生まれる?英・研究で判明
2014.01.24 11:00
代謝や内分泌を専門としているサウサンプトン大学のニコラス・ハーヴェイ教授によると、幼少期にしっかりと筋肉が発達していると、その後も引き続き順調に発達することが多いようで、大人になっても筋肉量を保てる可能性が高いそうです。そうなれば老後の転倒や骨折のリスクは減り、また、筋肉がインスリンの働きにより血糖値を下げることから、糖尿病のリスクも低くなるということです。さらに近年の研究ではビタミンDがその他にもアルツハイマー病、前立腺がん、多発性硬化症、心疾患などの様々な病気の予防に関係するとも言われており、今後もその動向から目が離せない状況です。
そんな重要栄養素のビタミンD、当然、既に生まれてしまった我々も十分に摂取したいですよね。日本におけるその食事摂取基準は成人で5.5μg(妊婦は7μg、授乳婦は8μg)ほどです。これは、夏場では正午頃に5分ほど日光浴をすれば体内で生成できる量のようですが、冬場は日光が弱いため数十分から数時間かかってしまいます。そうなるとやはり食物からの摂取が大事です、というわけで今晩は魚とキノコがたっぷり入ったお鍋などはいかがでしょうか。更にトレーニングもすれば、きっとキミもパーフェクトボディ!
(杉田彬)
参考記事「Daily Mail」
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