未来の一輪バイク、「Ryno」がカッコよすぎる!!腰のひねりで自在に運転、4月から一般発売!

 未来の乗り物がまたひとつ誕生し、現在大きな話題を呼んでいる。今年4月16日にアメリカで発売されることとなった次世代バイク「Ryno(ライノ)」は、従来の常識を覆す、なんと一輪のバイクなのだ。

 この一輪バイク「Ryno」を製作したのは、自動車メーカーの技術者として15年のキャリアを持つクリス・ホフマン氏だ。その着想は、彼の娘が大好きな「ドラゴンボール」に登場する乗り物から得たものだという。6年の間に3台の試作車製作を経て、ホフマン氏はついにこの次世代バイクを完成、一般発売を実現させた。

 「Ryno」の動力源は電動モーターだ。車両重量は72.5kg、最大積載量は約118kgまで、LEDのヘッドライトを装備している。フル充電時の最長走行距離は16kmほどで、最高時速は16kmとなっている。スペックを見る限り、次世代パーソナルモビリティーの主役となるにはもう少し改良を待たねばならないようだが、使用場所や用途によっては便利な移動手段となる可能性を秘めている。

 ちなみに「Ryno」は従来の二輪車のようにアクセルグリップやブレーキペダルを持たず、運転者は姿勢を前後に傾けたり、腰をひねることによって自由に乗りこなすことができるという。操作感覚としては、セグウェイに近い乗り物と考えてよさそうだ。

 今後「Ryno」は、まず米国内のディーラー5店舗限定で販売開始され、価格は5,300ドル(約54万円)になるという。法律上の課題もありそうだが、いつしかこの次世代バイクが日本に上陸する日はやってくるのだろうか。「これはかなり欲しい!」、と思ったのは筆者だけではないだろう。

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