海の上の宇宙船「シーオービター」!! 未知なる深海を旅する最新の海洋調査艇!
フランスの「海の建築家」ジャック・ルージュリ氏によって考案された海洋調査艇シーオービターが、ついにその建設に着工した。シーオービターとは、船内で生活しながら海洋調査を行い、未知なる深海の謎を解明するための建築物だ。
しかし、約30年間海の建築物について研究してきたルージュリ氏が考えたこの船の構想は、まるで海に浮かぶスペースコロニー! 一体どんな構造なのか? 以下に紹介する。
■シーオービターの構造
・海上部
シーオービターは高さ60m。8階建ての構造で、建物の半分が海に沈んでいる。動力は両サイドにある2つのスクリューだが、普段は海流の流れを利用し巨大なブイのように浮遊している。ちなみに、スクリューを動かすには、再生可能エネルギーを利用するそうで、環境に優しい設計となっている。
海上約19mにある調査艇の「目(イラストにもある、一番上の目のような形の部分)」からは海鳥やクジラ、イルカ、ウミガメなどの海洋生物の魚の狩猟を観察し、調査・研究することができ、8階にある研究室で収集したデータはすぐさま陸上チームにライブ配信できるようになっている。
・海中部
海中には、特別に加圧された住居スペースやコミュニティルーム、ダイビングピットなどがあるそうだ。
ちなみに、この特別加圧された住居スペース「水中加圧ゾーン」に滞在する者は、日々飽和状態で暮らすことで、水深100mまで潜ることができるようになるという(通常、陸で暮らす人間は水深50mまでしか潜れない)。
また、住居スペース下の水中格納庫には、2人乗り潜水艇と、6,000mまで潜水可能な無人潜水艇も格納する。
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