ノーベル平和賞マララさんの知られざる真実 ― すべてはフリーメイソンの意向だった?
ノルウェー・ノーベル賞委員会は、今月10日、2014年のノーベル平和賞を、インドのカイラシュ・サティアティ氏とパキスタンのマララ・ユスフザイ氏の2人に授与することを決めた。イスラム教スンニ派を信仰するパシュトゥーン人の家庭に生まれたマララさんは、17歳という史上最年少でのノーベル賞受賞者となった。
かねてよりパキスタンで女性が教育を受ける権利を訴えてきた彼女は、2012年10月、「欧米の文化を推進した」という理由で、イスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動(TTP)」から銃撃され、瀕死の重傷を負った。そして回復後も脅しに屈することなく、取り組みを続けてきた姿勢が評価された形だ。
なぜか日本ではまったく報道されないが、実はマララさんの家系は、古代イスラエルの「失われた10支族」の末裔だと考えられている。今回はこの件を紹介するとともに、イスラム教徒であり且つユダヤ人の子孫でもある彼女が、フリーメイソンとの関係も囁かれる(後述)ノーベル平和賞を受賞したことの意味について考えてみたい。
■イスラエル「失われた10氏族」の末裔、パシュトゥーン人
マララさんの属するパシュトゥーン人(別名パタン族)は、現在その多くがアフガニスタンとパキスタンに暮らしている。そしてこの民族、紀元前8世紀にイスラエル12氏族による統一国家「古代イスラエル王国」がアッシリアに滅ぼされた際に世界中に離散してしまった、「失われた10支族」の末裔であるとされている。
マララさんの苗字「ユスフザイ」は、パシュトゥーン人の中でもっとも多数を占めており、「ヨセフの息子たち」を意味している。ヨセフとは、まさに古代イスラエル全12支族の中のひとつだ。他にも、「モーセの息子」たちを意味する「ムーサザイ」という苗字もあるという。
イスラエルには「アミシャーブ」という調査機関があり、「失われた10支族」の行方を世界中で追い求めているが、現在、実際に彼らが最も有力な候補と考えているのがパシュトゥーン人なのだ。
ちなみにアミシャーブ代表であるラビ・エリアフ・アビハイル氏の著作『失われたイスラエル10支族』(学研)では、アフガニスタン、パキスタン、インド、中国、ミャンマーなどに住む10支族の末裔候補を紹介しているが、なんと日本人もその候補となっている。この点については長くなるので、また別の機会に紹介することにしよう。
■マララさん本人も意識している!?
このように多くのユダヤ人たちは、パシュトゥーン人が「失われた10支族」の末裔だと信じている。では、マララさん自身はどうなのだろうか。彼女は著書『わたしはマララ』(学研マーケティング)の中で、「パシュトゥーン人には、(自分たちが)イスラエルの失われた部族の末裔だと信じている人々もいる」と書いており、この表現を見る限り、全く信じていないというわけでもないようだ。
前述のアミシャーブの調査によって、「失われた10支族」の末裔であることが判明した民族は、すでにイスラエルへの「帰還」を許されたという先例もある。だが、パシュトゥーン人たちの場合は多くがイスラム教徒であり、たとえ「失われた10支族」の末裔だと判明したとしても、ユダヤ教へ改宗するのはそう容易ではないかもしれない。
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