英国でも食品異物混入騒ぎ! ケロッグ「シリアルバー」に幼虫が…!
食品に異物が混入する事件が日本のみならず、海外でも話題(問題)になっているようだ。英紙「Mirror」が伝えているちょっと気分が悪くなるような話が起きたのは、つい先日ロンドンでのことである。
■ふた口めを食べようとした時!
会社員のニック・トッドさん(22歳)は、次の日の朝食に食べようと、スーパーでケロッグのシリアルバーを購入していた。このバーは世界各国のスーパー等で売られている、ごく一般的なものである。迎えた翌朝、手筈どおりにシリアルバーをひと口食べ、ふた口めを食べようと口を開きかけたトッドさんはそこにあるはずのないウネウネと動く物体を発見してしまった。
「一瞬頭がパニックになったよ、まさか幼虫が! しかも生きてるし!」(トッドさん)
トッドさんは気持ち悪くなり、吐き気が襲ったという。
唯一ラッキーだったのは、ひと口めに食べた後にフッと視線をバーに向けたこと。幼虫はバーの色とほぼ同じで、カモフラージュされているかのごとく周囲と溶け込んでいたので、気づかずそのまま口に入れてしまっていた可能性も高かったのだ。
「ひょっとして最初に食べてしまったひと口めに、虫の卵とか何かがあったらどうしようかと……。その場合は胃酸が溶かして殺してくれてばいいんだけど」とトッドさんは心配しているという。
賞味期限は来年まで残っていたそうだが、酸素もほとんどない包装の中でいったいどうやって生き残っていたのだろうか……。
「ケロッグのような大企業にまさかこんなことが起きるなんて……。今後はもうどの商品も食べる気がしないね」と語るトッドさん。今回の件をすぐにケロッグ側に報告したという。
■告発報道にも賛否両論
ケロッグは現在厳重に調査中としており、現時点でコメントはできない、としている。現地イギリスでも様々なメディアで取り上げられており、今後の企業側の対応が注目を集めそうだ。
奇しくも日本では先頃、「ペヤング」のやきそばに虫が混入していた、として騒ぎが起っていたのはご存知の通り。「Twitter」に投稿された、異物が混入しているやきそばの画像が波紋を呼び、2日後にメーカー側が5万個を自主回収する運びとなっている。
食品への異物混入のケースでは、告発者に対し「被害の拡大を防いだ」と好意的に擁護する声が大多数だが、「メーカー側の大幅なイメージダウンと損害が発生するため、影響力の大きい告発はやり過ぎ」と批判する少数意見もあるようだ。「Mirror」紙のインタビューに満面の笑みで答えているトッドさんの心境やいかに……。
企業側により一層厳重な生産管理を求めると共に、我々消費者も善意の告発を必要以上に煽り立てないようにしたいものだ。皆さんもご注意を。
(文=Maria Rosa.S)
参考:「Mirror」ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊英国でも食品異物混入騒ぎ! ケロッグ「シリアルバー」に幼虫が…!のページです。食品、混入、Maria Rosa.S、幼虫、異物などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで