生き別れた父と娘が、“禁断の愛”に溺れ…!! 世界のヤバすぎる近親婚4選

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germanethics1.JPG画像は「YouTube」より

・ 兄と妹のケース

 ドイツ・ザクセン州では、生き別れとなっていた兄と妹が出逢い、事実婚の末に4人の子どもをもうけたケースがある。ドイツで近親相姦は犯罪となるため、兄は禁錮刑に処せられたが、それでも2人はまだ愛し合っているという。

(参照:「近親相姦が合法化される!? 4人の子どもを持つ兄妹に議論紛糾!=ドイツ」)


incest_3.jpg画像は「BBC NEWS」より

・ 双子の男女のケース

 英国では、ある1組のカップルが結婚したが、実は彼らは生後間もなく異なる夫婦に引き取られた双子の男女だということが判明した。2008年に同国の上院議員が明らかにしたもので、高等法院は婚姻無効の判断を下し、結婚は取り消されている。2人の名前などの詳細は明らかにされていないが、お互いのことをまったく知らず、兄妹がいることも知らされていなかったという。


■奇跡的な出逢いと法的問題

 さて、生き別れとなった親子や兄弟姉妹が出会うだけでも奇遇なことだが、互いに惹かれて結婚にまで至るのは、もはや奇跡的なめぐり逢いと言えるだろう。人間は本能的に、家族など自分の姿態と似た相手は選択しないような「インセスト(近親相姦)回避」の本能があるとされる。たとえ血のつながりがなくても、幼少期から同一の生活環境で過ごした男女は、成長後に互いに性的興味を抱くことが少ないという「ウェスターマーク効果」なる仮説的な心理現象も唱えられている。だが、今回紹介したケースのように、生まれて間もなく引き離された親族との間では、そのような本能的「インセスト回避」の行動は働かないということのようだ。(一方、離れ離れになっていた血縁者を、外見や性格など類似点の多さから魅力的に感じてしまう現象は「ジェネティック・セクシュアル・アトラクション」と呼ばれる)

 これからの結婚では、近親婚を回避するため、婚姻の前に2人のDNA検査が必要になるのだろうか。それとも、生まれた子どもに先天性異常のリスクがあることを認めた上で、法的に近親婚が許されるようになるのだろうか。

 実際ドイツでは、法律上で近親婚を認めようとする動きがある。家族法、社会倫理、衛生保護法などに詳しい25名の委員による政府の倫理委員会が設けられ、近親婚や近親相姦を罪とすることへの見直しが行われているのだ。この審議会が開かれたきっかけは、前述の禁錮刑を科された兄と妹の事例にあった。倫理委員会は「性や愛情は個人の自由であるべきもの」として、その権利を侵害するのは不当としているようだ。生き別れとなった肉親同士が、知らずに愛し合って結婚することに本来何の罪もないと思われるが、そのような男女を救う法の改正につながるだろうか。

(文=百瀬直也)

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