【幽霊・河童・小豆洗い】皇居周辺に住む人々に聞いた! 「ヤバイもの」を見てしまった話!

 皇居周辺に住んでいると、「幽霊や妖怪の話」が根付いていることが分かる。というのも、この辺りの人々は、よくオカルト話をするからである。一体、この噂の幽霊や妖怪とは、どのようなものだろうか!? 聞き込み調査を行った。

■皇居周辺で目撃される幽霊と妖怪

・黒髪の幽霊

「深夜1時過ぎ、自転車で国立劇場近くの三宅坂を下っていた時のこと。普段は深夜でも交通量がとても多い場所なのですが、不思議なことに、その日はまったく人通りがありませんでした。変だなと思っていると、急に目の前にロングスカートをはいた長い黒髪の女性の姿が。まるでベルトコンベアーにでも運ばれているかのように、直立不動で目の前をスーッとすれ違って消えたんです。慌てて急ブレーキをかけ、自転車を止めて振り返りましたが、やはり誰もいませんでした。ぼうぜんとしていた次の瞬間、私の頭の上から女性の顔が覗き込んできたんです。一瞬の出来事でしたが、私は腰を抜かし、しばらくその場から立ち上がれませんでした」(45歳 男性)

 この男性によると、当時、皇居を囲んでいるお堀の土手に、無断で花の種を投げ込む女性(通称、花ゲリラ)がたびたび出没していたため、その女性の仕業だと思ったそうだが、目撃した女性は明らかに、人間ではなかったという。

・河童

「深夜2時ごろ、清水門の清水濠から竹橋に至る柳の下の散歩道を歩いていると、清水濠の水面がグラッと大きく揺れたんです。魚かなと思い、水面に目をやると、河童らしきモノが水面のすぐ下を潜水していました。大きさは大体160センチぐらいで、再び水面に浮かび上がってくることはありませんでした」(58歳 男性)

・小豆洗い

【幽霊・河童・小豆洗い】皇居周辺に住む人々に聞いた! 「ヤバイもの」を見てしまった話!の画像2画像は、小豆洗い「Wikipedia」より

「九段下駅から水道橋駅方面に抜ける首都高速5号池袋線内で、異常に手足の長い老人が、かがんだ姿勢で、必死に何かを水洗いしていました。後日、調べて分かったことですが、江戸時代の奇談集『絵本百物語』に描かれている小豆洗いにそっくりでした」(34歳 男性)

 証言をしてくれた男性によると、近くに住む複数の友人たちも、小豆洗いを目撃しているということだ。

 しかし、なぜこれだけの霊や妖怪といった奇怪な話が、皇居の周りには多いのだろうか? 生まれた時から、皇居近辺に住んでいるという年配男性に話を聞いた。

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