【陰謀】日本航空ジャンボ機墜落事故にて伊豆で破片が発見されるも隠蔽か? 目撃者語った真実(前編)

 1985(昭和60)年8月12日月曜日、日本航空、東京・羽田発の大阪・伊丹行の123便が、群馬県多野郡上野村にある高天原山の尾根に激突・墜落した、いわゆる『日本航空123便墜落事故』。乗員乗客524名のうち、死亡者数は520名に上り、国内航空機事故では過去最多の犠牲者を生んだ。この事故は、その後に回収されたフライトレコーダーの記録などから、相模湾上空で「謎の爆発音」が発生し、その後、伊豆半島南部にある河津町・下田市上空を旋回するようにして通過、富士山方面へと向かったことが判明している。だが、この事故の際に機体から落下したと思しき部品の一部を、時を経て21世紀に入ってから、はからずもTさんは発見してしまったのである。

「これはとんでもねえもんを見つけてしまったなって思ったよ。なにせ、ああいう事故だったからさ、俺も当時は相当驚かされたんだわ。それがね、まさかうちの裏の山なんかで部品が出てくるなんて、夢にも思わねえもの。何年も経ってるのにさ。逆になんで今まで見つからなかったんだ? って思ったりしてね」

 たしかにTさんが指摘するように、当時は最終的に機体が激突し、群馬県の上野村周辺のみならず、件の「爆発音」が発生した相模湾付近も大規模な機体の回収・調査活動が行われていたことは、当時の資料に目を通しても明らかだ。当然、その捜索は、同機が最初に通過した陸地である伊豆半島南部地域においても行われていたと見るべきだろう。そうした意味で言えば、事故発生から長い時間が流れた後で、このような形で発見されること自体、ある意味、“異常”と言わざるを得ない。

「まあ、あれだけしょっちゅう近くなんかに行ってね、わらびだの何だのを毎年のように探してたのに、あんな大きな部品が目に入ってこなかったっていうのは不思議だけども、結構(山肌が)崩れてたしなぁ。かなり上の方から落っこちてきたのかもしれねぇなぁ」

 自らが発見できた理由についてそう推測するTさん。しかし彼の発見は、その後、意外な形で、闇へと葬り去られることとなる。
(文=戸叶和男)

後編に続く:16時配信予定

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