白内障が“手術なし”で治る時代へ!! 「ラノステロール」点眼薬がカギだった!

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 今回の研究でわかったことは、白内障の発症にどうやらラノステロールが深く関係しているということのみ。今後研究チームは、点眼薬が効果を発揮したメカニズムを解き明かし、臨床試験を経て、白内障が手術なしで完治できるようになる未来を構想している。

 現在、先進国では白内障を放置して失明するケースはほとんどなくなった。しかし、全世界の失明者数3,240万人のうち90%が発展途上国に暮らし、さらにその半数が白内障に起因するものであるとの統計もある(豪「Fred Hollows Foundation」調べ)。もしも研究が進み、白内障を点眼薬で簡単に治せる時代がやって来れば、この構図が大きく変わる可能性もありそうだ。

 さて、今回の研究成果は、米・マサチューセッツ工科大学(MIT)で15年にわたり白内障の研究に取り組んできた分子生物学者、ジョナサン・キング博士をはじめとする多くの権威たちからも賞賛されている模様。それにしても、医学は日進月歩であることを改めて実感させる嬉しい話題だ。研究のさらなる進展に期待せずにはいられない。
(編集部)


参考:「nature」、「Science」、「Medical Daily

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