フリーメイソンで製薬会社の社長が語る! 巨大組織「フリーメイソンの真実」
――Dr.クリスと同じ、32階級の人はどのくらいいますか?
Dr.クリス: 正確な人数を把握するのは難しいですが、世界的に見れば割と多いと思います。フリーメイソンはブルーロッジが中心となっていますが、そもそもそこでは3階級までしかないんです。EA(Entered Apprentice)・FC(FellowCraft)・MM(Master Mason)。MMになれればフリーメイソンになれますから、大抵の人はそこで終わりなのです。しかし、スコティッシュ・ライト(スコティッシュの儀式)やヨーク・ライト(ヨーク儀礼)のような別の組織や場所で。そこから先の勉強をして、さらに高みを目指すこともできるようになっています。
――ちなみに、日本人が入るとしたらどこに入るのですか?
Dr.クリス: まずは最初の3階級を会得しないと、4階級目を目指すことはできないですから、まずは各支部に所属するところからです。
――我々の知っている有名な人で、会員の人はいますか?
Dr.クリス: たとえば、アメリカの大統領などの場合は、ジェラルド・R・フォードまではそうです。15人くらいがメイソンの会員でした。アメリカはもともとメイソンが作った国。「アメリカ合衆国建国の父」と呼ばれる、アメリカ合衆国憲法制定会議に出席し、署名した56人のうち、50人がメイソンだったとする説もあるくらいです。でも、フォードが最後で、ジョージ・ブッシュやビル・クリントンはメイソンではありません。フォードやリンドン・ジョンソンなどは全部会員です。
――なぜ彼らは入っていないのですか?
Dr.クリス: 教育水準が高い人はフリーメイソンが好きですが、教育よりも実業に興味のある人はあまり入りません。ジョージ・ブッシュは石油産業をやっている実業家ですから、学問という意味では、やはり興味が薄かったのでしょう。イギリスでメイソンに入る人は医者や学者、弁護士などが多く、一般的な労働者はあまりいません。結果として、高所得層が多い傾向にあります。アメリカの建国に携わったワシントンとか、そういう人はすべてメイソンです。
――鳩山由紀夫元総理はどうですか? 友愛を掲げた活動をされているので、そうなのではないかと思いまして…。
Dr.クリス: いや、会ったことはないですね。お父さんには1960年くらいには、メイソンになっていたはずです。息子や孫はわかりませんね。私はよく本部に行くのでだいたい知っているのですが、お会いしたことはありません。
――京都の料亭で美濃吉というお店があるのですが、その建物にフリーメイソンのマークが記されているとネット上では話題になることもあるのですが、それについては如何でしょう?
Dr.クリス: 以前、都ホテルの近くにロッジがあったので、もしかすると、関係しているかもしれません。
(取材・文=戸叶和男)
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