性転換10年目にして妊娠！性同一性障害への希望の光

2015.11.17 10:00

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画像は「DailyMail」より

　この写真、ちょっとお父さんが眠そうに見えるだけでなんとも仲睦まじい親子のワンショット。でもただのお父さんではないんです。そう、彼はもともと女性で、性転換によって男性になったという過去があったのです。

■ちょっとお腹が出てきたと思ったら

　ケイデン・コールマンさん（29）は、10年前からホルモン注射によって性転換し、男性として生活してきました。昔の彼を知らない周囲の人は彼のことは男性だと普通に思っていたようです。そんなコールマンさん、ある時から徐々に体重が増え始め、頻繁にトイレに行くようになり「何かオカシイ…」と体の異変を感じるようになりました。

　Instagramに投稿した自身の写真を見ても、なんだか鼻が広がってきているように見えるし、さらに背中に痛みを感じだしたというのです。ある晩あまりの痛さから今の夫であるエリヤさんにメッセージを送りました。

「なんだか胃の下に枕が入っているみたいなんだYO、そんなはずはないんだけど、なんだか背中がすっごく痛むのYO！」　

#tbt #whoader lol seems like years ago!

TheShadyColemansさん(@theshadycolemans)が投稿した写真 – 2014 5月 29 4:35午後 PDT

　その時のInstagramの写真。性転換をして10年も経つのに「まさか妊娠？」という思いを抱えつつ、エリヤさんと病院で妊娠検査を受けることにしました。結果はなんと陽性。実はこの時コールマンさんは、乳房の除去手術に向けて担当医から6週間男性ホルモンを打たないようにと言われていたのでした。なんという絶妙なタイミングなのでしょう。かくしてコールマンさんとエリヤさんは可愛いベイビーを授かることになりました。