性転換10年目にして妊娠! 性同一性障害への希望の光
■出産を機に新たな問題が勃発
出産に機に彼らは結婚を決意し、新たな住まいとなるアパートを探し始めました。しかし問題が残っていました。コールマンさんはまだエリヤさんの家族に性転換の事を話していなかったのです。それだけでなく、彼の性転換のことを知らない友人にも打ち明けなくてはなりませんでした。「凄く個人的な問題だし、皆がそんな話をすんなり受け入れてくれるかは分からなかったけど、そこは自分自身で勇気をもってやるべきだと思ったんだ」、とエリヤさんは語っている。
それからしばらくして二人は可愛い娘を授かり、アゼリアちゃんと名づけました。エリヤさんの家族は全てを受け入れたわけではありませんでしたが、それでも大変協力的でした。
出産についてコールマンさんはこう語っています。
「初めはこの子が自分の子どもだという実感が全くわかなかった、本当に。でも、こんな奇跡的なことは二度と起こることではないと思うと、本当にアゼリアを産めて幸せだと今では思っているよ」
「でも、アゼリアが大きくなった時どう説明したら良いかと考えると不安だけどね」
■壁をのりこえて
コールマンさんは出産後、自分が性転換をしていたという告白によって、しばらくうつ病に苦しんでしまいましたが、今は大変元気に暮らしています。ひとつの壁を乗り越えて以前よりも精神的にたくましくなりました。アゼリアちゃんはもう二歳の女の子。彼らは自分たちの生活スタイルや考えをYouTubeにのせて発信しています。
「俺たちは、ほかの親と同じようにアゼリアのことをかわいがっているよ。『パパ!』って呼ばれるととっても嬉しくってね。もし、自分が性転換をしているがために将来アゼリアが混乱したり、いじめに合うようなことがあっても、それはシングルマザーの子どもがいじめに合うのと同じようなものだと思っている」と、コールマンさんは語っています。
彼らの愛情は紛れもないものでしょう。アゼリアちゃんが大きくなった時、他の親とくらべて何かオカシイと感じるかもしれません。ただ、何度も壁を乗り越えた彼らならその問題もきっとうまく解決していくことでしょう。性転換をしている多くの人の希望とも言える一例なのではないでしょうか。
(アナザー茂)
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