日系人・衛藤さんをはじめとした、伝説的なマフィア・ギャングの首領(ドン)5名!
●アル・カポネ(Al Capone)
“暗黒街の顔役”ことアル・カポネは、アルコールの製造・販売・輸送が全面的に禁止された禁酒法時代に、密造酒の製造・販売、売春業、賭博業などで財を成した。歴史上最も有名なギャングのうちの一人で、犯罪組織を統合し近代化したことでも知られている。顔に傷があったことから“スカーフェイス”との異名も持つ。しかし、アル・カポネがその呼び名を嫌っていたことから、本人を前にし呼ぶ者はいなかったそうだ。政治家や警察を買収してギャング勢力の拡大と安定を図り、1920年代はシカゴの裏の市長とも言える存在に。彼を逮捕しようとするアメリカ財務省捜査官のチームは“アンタッチャブル”と呼ばれ、アル・カポネとの戦いを描いた主任捜査官の自伝は、映画化もされている。1947年に病死した際、ニューヨーク・タイムズ紙は「悪夢の終わり」と報道した。
●ジョー・マッセリア(Joe Masseria)
秘密結社的犯罪組織「コーサ・ノストラ」の20世紀初頭のボス、通称“ジョー・ザ・ボス”。イタリアのパレルモ近郊出身のマッセリアは殺人容疑を逃れ、ニューヨークへ渡った。その後、強盗で捕まり、服役後出所すると、「モレロ一家」の雇われ殺し屋として頭角を現していき、“弾丸をかわすことができる男”と呼ばれるまでに名声を高めた。1931年、ニューヨーク・ブルックリンにあるレストランでトランプをしていたところを、4人の男に襲撃され死亡。その際、マッセリアはスペードのエースを握ったまま死亡していたことから、マフィアの間でスペードのエースは不吉だと呼ばれるようになった。マッセリアの死後、対立していたサルヴァトーレ・マランツァーノが、5つのマフィアと提携。ニューヨーク・マフィア五大ファミリーが誕生することとなる。
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2024.10.02 20:00心霊日系人・衛藤さんをはじめとした、伝説的なマフィア・ギャングの首領(ドン)5名!のページです。アル・カポネ、カルロ・ガンビーノ、ジョー・マッセリア、モンタナ・ジョー、ヴィト・カッショ・フェロなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで