日系人・衛藤さんをはじめとした、伝説的なマフィア・ギャングの首領（ドン）5名！

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●カルロ・ガンビーノ（Carlo Gambino）

画像は、「Wikipedia」より

　現在のニューヨーク・マフィア五大ファミリーのひとつ、「ガンビーノ一家」を全米最強最大のマフィア一家に育て上げた男。1957年に「マンガーノ一家」のボス、アルバート・アナスタシアを暗殺し、一家のボスになったカルロ。その後「ガンビーノ一家」は、ヤミ賭博、高利貸、インサイダー取引、麻薬、窃盗、詐欺など広い分野で非合法な活動を展開し、1960年～70年代にかけて急激に成長し、一気にニューヨーク・マフィアの頂点に駆け上がった。1971年に妻をガンで亡くして以来、体調を崩していたカルロは、1976年に心臓病によってその生涯を終えた。

●モンタナ・ジョー（Montana Joe）

画像は、「Wikipedia」より

　シカゴを単独で支配するマフィア「シカゴ・アウトフィット」に所属した日系アメリカ人。本名、衛藤健。イタリア系の結束が強いマフィアという組織で、唯一大幹部になった日系アメリカ人だといわれている。1950年には、東洋人を中心とした「モンタナ・ファミリー」をシカゴで結成するまでになった。表社会ではマフィアの顔を隠し、実業家として知られたジョーだったが、1980年、不法賭博を開帳中にFBIによって逮捕され、5年の有罪が確定した。その後公の場に姿を見せることはなく、2004年にジョージア州で死去したと報じられた。

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