犬鍋の臭いは“犬をハグしたときのアノ臭い”だった…。実際に韓国で見た“食用犬”の凄惨な末路と味とは?
■もっと生々しかった「犬肉の蒸し料理」
犬料理は精力がつくと言われているらしく、近くの店のオバサンが親指を上げて
「ビンビンになるよ!!」
と言っている。
もう食べたくないと思っていたのに、思わず入ってしまった。
店内は、50〜60歳の、精力をつけたいオッサン達がいっぱいいた。今回は、より生々しい「犬肉の蒸し料理」を注文してみた。値段は1500ウォンと、犬鍋よりも高い。
その見た目は、やはり普通に美味しそうだ。しかし、犬鍋よりもはっきりと犬の臭いがする。特に脂身の部分がすごい。ガンバって食べたが、半分くらいで、ギブアップしてしまった。
すると、さっき「ビンビンになるよ!!」と言っていたオバサンがやってきて、
「もったいないから、全部食べろ!!」
と、再び火を通し、スープも温めてくれた。
結局残すワケにもいかず、無理して食べていると、最後のほうはなんとなくおいしく食べられるようになっていた。慣れというのは恐ろしい物である。
ただ、精力がついたか? というとそういう実感はなかった。
日本では見ることのできない犬の生体が売られた市場は、確かに衝撃的だった。しかし、本当に精力がつくか試したいという人は、日本でも提供してくれるお店があるので、そこからトライしてみることをおすすめしたい。
(写真・文/村田らむ)
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2024.10.02 20:00心霊犬鍋の臭いは“犬をハグしたときのアノ臭い”だった…。実際に韓国で見た“食用犬”の凄惨な末路と味とは?のページです。韓国、村田らむ、クポ市場、モラン市場、犬肉などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで